かかとの痛み

k君陸上1

掲載日:2014年12月04日

 

施術内容と結果Operation and a result

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施術者Operator

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関西予防医術研究所
安田 健太郎

 

痛くてカカトが着けない

掲載日:2014年12月03日

 

受診者の情報

年齢・・・・・・・・・・60代

性別・・・・・・・・・・男性

職業 ・・・・・・・・・・ 会社員

 

症状Condition

10年ほど前に急にカカトに痛みが走る。歩行も困難な状態。

自然形体の施術を受けて1回でほぼ完治。帰りは普通に歩けるようになるまで回復した。

一昨年か去年も同様の症状があったが、施術を受けるとすぐに回復。

今回も急に痛みが出た。

土曜に孫の野球の練習を見に行く。お手伝いでキャッチボールなど体を動かした。

日曜は野球の審判を一日行う。寝るときまで痛みはなかった。

夜中トイレに起きたとき、足が着けなくなっていた。むくみもひどく押しても痛い。

翌日、来院。

まず腫れがひどい。ふくらはぎ上部からアキレス腱にかけて全体にむくんでいる。

くるぶし周辺に押しての痛みが存在する。

 

施術内容と結果Operation and a result

まずはふくらはぎのむくみ、押しての痛みから取り除く。

むくみは少しずつだが引いてくる。押しての痛みも少しずつ範囲が狭くなってくる。

「さっきより楽に動かせるようになってきた」

ここからあまり変化が見られない。ふくらはぎのむくみと押しての痛みは完全にとりきれなかったが8割ほど消失。

動いてもらうとさっきまでびっこを引いて歩いていたのが、だいぶマシに。

「だいぶ良いよ」

立った状態で足関節、膝関節、骨盤と全体を整えて終了。

翌日、2回目の施術。

昨日よりだいぶ良かったが、仕事をしているうちにまたびっこ引くようになったそう。

細かくチェックしていくと痛みの場所が変わっていた。むくみの状態もふくらはぎ全体は取れてきた変わりに、隠れていたアキレス腱の腫れが出てきた。

アキレス腱は少し熱も持っている状態。疲労の蓄積が原因だろう。

疲労を抜いていくところからはじめる。

施術後は怖さが残るが、歩行でも痛みがないまでに回復。

さらに翌日、3回目の施術。

痛みはないが、アキレス腱の腫れが残っている。足を伸ばしたときに一点引っかかる部分が残る。

アキレス腱の腫れが頑固でなかなかスムーズにとりきれないがなんとか消失。

動きの中での引っ掛かりも多少残る程度で動いているうちになくなるレベルまで回復。

後は動いているうちに良くなるだろうとここで終了となった。

翌日、ほぼ完治したとの報告メールが入った。

疲労の蓄積がひどかったが、早期回復につなげられて良かった。

 

施術者Operator

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なかむら自然形体院
中村 涼

 

カカト・くるぶし周辺の痛み、サッカー少年

掲載日:2014年12月03日

 

受診者の情報

年齢・・・・・・・・・・9歳

性別・・・・・・・・・・男子

スポーツ ・・・・・・・・ サッカー

 

症状Condition

サッカー少年

半年ほど前にカカト、くるぶし周辺に痛みが出て、整形外科へ。

レントゲンでは異常がなく、ストレッチと湿布で対応。しばらくして痛み消失。

2週間前に右膝痛発症。整形外科受診。ジャンパー膝と診断。
湿布をもらい、痛みが引くまで安静するように言われる。

1週間前、今度はカカト、内くるぶし辺りが痛くなり再度整形外科受診。

レントゲンでも異常なし、炎症かも…ということで湿布をもらい、安静に。

4歳からサッカーをはじめ、今では週に4回、スクールとチームでの練習に励んでいる日々。

膝関節上に押しての痛みがある。動きでの痛みは現在ないが、びっこを引いて歩いている。

カカトよりもくるぶし周辺の痛みが強い、押しての痛みもある。

歩くと痛い、底屈甲屈ともに痛い、足首回しも内回しは問題ないが、外回しは痛みがある。

 

施術内容と結果Operation and a result

全体を整えて膝からアプローチをかける。

押しての痛みは疲労性よるもの。カカトを痛めての二次的な症状だろうと考えられる。

苦戦したのが、くるぶし周辺の痛み。

原因を探っていくが、なかなか変化が見られない。

押しての痛みは取れてきたが可動時の痛みがとりきれない。

うつ伏せ、仰向けと続けていき、立位で改めて検査をおこなう。

立位になると股関節、膝関節の異常を見つける。

これでは寝ている状態ではわからないはずだ…

関節異常を修正していくと痛みが引いてきた。

歩行、カカトをトントン着く動作での痛みはほぼ無い状態。

後は疲労性による部分と、動きの癖を修正する必要がある。

時間も経過していたのでここで終了。

1週間後に2回目の来院。

くるぶし周辺の痛みは大分減ったが完全ではない。

歩行は問題なくなった。足首回し、底屈・後屈動作でも痛みなし。

押しての痛みはまだある、ダッシュするとたまに痛みがある程度。

問診時にまだ痛みがあると言うので、ほとんど変化がないのかな?と思い、動作について確認していくと、ダッシュが出来るまでに回復していた。

ちなみに膝上の押しての痛みは前回施術以降全く痛みがなくなった。

前回同様、静止時に加えて動作時での関節の動き、カラダの動き・状態をチェックする。

うつ伏せ、仰向けで前回とは違った方法でアプローチをかけていく。

押しての痛みが取れてきたので、立って動かしてもらうことに。

しばらく動いていると少し痛みが出る。ジャンプでも少し痛い。

関節の異常を再度修正、繰り返すがしばらく動くと痛みが出るといった繰り返し。器質的問題がありそう。

視点を変えてもう一度くるぶしへアプローチ。

歩行、院内でのジョグ、両足ジャンプ、片足ジャンプでの痛み消失。

続けてしばらく動いてもらうが、痛みは出なかった。

器質的問題があるので完全ではないが、ある程度は持続しそうな状態まで回復。ストレッチとセルフケアを伝えて終了。

4月から試合が続くので、3月中になんとか完全にしたいと言って来院された。

まだ4月まで3週間ほどある、しっかりケアをしながら徐々に練習に戻っていけば十分に間に合うだろうと思う。

 

施術者Operator

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なかむら自然形体院
中村 涼

 

カカトの痛みと十年来の腰痛

掲載日:2014年12月03日

 

受診者の情報

年齢・・・・・・・・・・30代

性別・・・・・・・・・・男性

職業 ・・・・・・・・・・・ 自営業

 

症状Condition

今年はじめにビス(ネジ)が右足外くるぶしの下側に刺さりカカトが痛くなる。

歩行時に直接当たることはないので、そのまま放っておくと傷はなおってきた。

が、歩行時のカカトの痛みは依然としてある。

ひどいときはじっとしてても痛みがある。

歩くと痛い、痛みの感覚がマヒしてきてカカト~足首まで全体に痛みを感じる。押しても痛い。

なかなか痛みが取れないので整形外科に行き、レントゲンを取るが骨には異常がないとのこと。

インターネットで検索して来院に至る。

カカトの痛みのほかに20歳くらいから腰痛がある。椎間板ヘルニア、坐骨神経痛等。

腰は常時痛みがある。ひどくなると左おしり~膝の上あたりまでが痛くなる。

ふくらはぎがガチガチに固まっている。

痛めてから期間が経っているのと、かばって歩いていたために無理がかかっているようだ。

 

施術内容と結果Operation and a result

ふくらはぎの張りを取り除いてからかかとの施術に入る。

押しての痛みがあるので、まずそれから取り除いていく。

「いま押すのはどうですか?」

「大丈夫です」

押しての痛みは時間もかからず消失。

仰向けになってもらい、膝を立ててカカトをトントンと着いてもらう。

「少し響きます」

カカトの深部に響く感覚がある。

深部に組織の潰れがあるために押しての痛み、歩くときの痛みが発生しているようだ。

「今はどうですか?」

「さっきよりだいぶ楽になりました。まだ若干響く感じは残ってる」

来たときに比べてだいぶ回復してきた。

続けて腰へアプローチをかける。

触診でチェックすると、左腰に比べて右腰が筋張った張りがある。

「触っててわかるんですか?」

「さっきから触ってるところがいつも痛いんですよ」

入念に張りを取り除く。

座って確認する。

うつ伏せで再度歪みをチェックすると腰にガクッと右に歪んでいる部分がある。

背骨が右に歪むことで左の神経を圧迫し、ひどくなると左足に痛みがでる。
腰部の筋肉がしっかりしているので、普段は圧迫が起きず、突っ張っている右腰に痛みを感じている状態だ。

ガクッとした歪みを取り除いていく。

「立って歩いてみてください。」

「カカトにじゃっかん響きますね、来たときより全然楽だけど」

座って残っている組織の潰れを入念に取り除く。

「あー、さっきよりさらによくなった。少し響くくらい」

完全には取りきれなかったが、ここまでくれば問題ないだろう。

「腰はどうですか?」

「全然違う!!すげー楽になった」

カカトの痛みが主訴だったが、腰もすごい痛かったのだそうだ。

「今まで自分にあった治療法を探していろいろなところに行ったが、正直いま触っただけでこんなに楽になったのはビックリした」

確かに腰はガチガチに固まっていたが、原因部分は背骨1ヶ所の歪みであった。歪みがあることによって、神経痛が起きる、またカラダが維持しようとして歪みの右側部分に強い張りをこしらえていた。

腰もまだ完全には取りきれていないが、歪みの原因になりうる部分も発見できたので、セルフケア、日常生活での注意点を伝えて終了。

 

施術者Operator

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なかむら自然形体院
中村 涼

 

カカトの痛み、運動後に痛みが出る野球少年

掲載日:2014年12月03日

 

受診者の情報

年齢・・・・・・・・・・11歳

性別・・・・・・・・・・男子

部活 ・・・・・・・・・・ 野球部

 

症状Condition

平成22年2月、左カカトの痛み発症1ヶ月~1ヶ月半ほど練習を控えると痛みがなくなる。

平成23年5月、右足股関節付け根の痛み。2週間練習を控えると痛みがなくなる。

平成23年9月、左カカトの痛み再発。以前と同じような痛み。

大会が近いため、ネットで検索し来院に至る。

練習後に痛みが強くでる。カカトを押すと痛い。

ふくらはぎがガチガチに張っている。疲労はふくらはぎからカカト、そしてつま先にでてくる。

カカトが痛んでいる状況は、疲労が強くたまっているといってもいい。

 

施術内容と結果Operation and a result

まずは下肢の張りをとることから。

うつ伏せで入念にふくらはぎの張り、疲労をとっていく。

ふくらはぎの張りがとれたところでカカトの施術にはいる。

押して痛い状況だと、その組織が損屈していると考えられる。

損屈とは、組織が疲労し潰れてしまっている状態。打撲と同じ状態だ。

内部の痛みなので、周囲の疲労を回復し、潰れているものをもとに戻せば痛みはとれる。

施術後は押しても痛くない、歩行も大丈夫、軽いジョグも大丈夫。

強く走ると痛みが多少残る程度にまで回復。

痛みがでては休むが、動きだすとまた痛くなるの繰り返し。

根本的な原因が解消されておらず、疲労が蓄積されてくるとまた痛みがでてきている。

しっかり根本原因を解消し、また日頃からケアをしっかりおこない、よりよい競技生活が送られるといいですね。

 

施術者Operator

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なかむら自然形体院
中村 涼

 

野球少年のカカトの痛み

掲載日:2014年12月03日

 

受診者の情報

年齢・・・・・・・・・・11歳

性別・・・・・・・・・・男子

スポーツ ・・・・・・・・ 野球

 

症状Condition

野球少年

以前、カカトの痛み、背中・肩甲骨の痛みで来院した事がある。

半年ぶりの来院。

今回は右カカトの痛みで来院。

3日前の練習中から痛みがではじめる。

痛みを抱えながら翌日の試合に出場。

押しての痛みが少し、カカトを上げる動きが痛い、歩くと痛い状態。

 

施術内容と結果Operation and a result

施術開始。

ふくらはぎ、前脛骨筋の張りが左に比べ強い。

痛みが出た夜はふくらはぎの腫れ、足関節周辺に熱を持っていて、前脛骨筋周辺がガチガチに固まっていたそうだ。

時期的にも疲労が出てくる期間での痛みなので、下肢全体の疲労を取り除いていく。

しばらくしてふくらはぎの張り、腫れているのが引いてきたのが感じとれたので、自分で足首を曲げ伸ばししてもらう。

「痛くない!」

仰向けに姿勢を変え、足関節のズレを修正して再度曲げ伸ばし、足首回しを行う。

「大丈夫!」

寝ている状態での痛みは時間もかからず消失。

続けて立った状態での動作確認。

歩く、カカトを上げる動作、つま先立ちを行う。

「痛くない!」

ここまでは問題なし。

まだ前脛骨筋周辺の張りが残っているので、もう一度寝てもらい張りを取り除いていく。

前脛骨筋の張りはふくらはぎよりも強く、完全には取りきれなかった。

もう一度立って歩いてもらう。

つま先立ちでの動作確認を行うが、ぐらぐらと立っていられない状態。

歩き方の癖も出ているので、日常生活での疲労も関連が強そうだ。

歩き方の癖、足底のアーチの作り方、セルフケアを一通り伝える。

また前回教えたストレッチの確認をして終了。

終わりぎわにジャンプすると若干の痛みが残っていたが、これは動いているうちに取れるものだろう。

週末にまた試合があり、1週間後には学校の移動教室が控えている。

疲労の蓄積もひどいものではないので、週末の試合が問題なければ来週も問題ないだろう。

 

施術者Operator

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なかむら自然形体院
中村 涼

 

シーバー病の野球&空手少年

掲載日:2014年12月03日

 

受診者の情報

年齢・・・・・・・・・・12歳 小学6年生

性別・・・・・・・・・・男子

スポーツ ・・・・・・・・・・ 野球、空手

 

症状Condition

今年の5月に右のカカトに痛みが発症。病院でシーバー病と診断。

8月まで安静。8月にご両親の田舎へ帰省。帰省中に滋賀県にある自然形体療法院・山本接骨院さん へ。施術を経て、痛み消失。

戻ってきて、少し痛みがでたので、インターネットで検索して当院に来院。

滋賀へ行くまではカカトが着けない状態。歩行もままならない状態だったそう。

それが歩けるようになったのだがら衝撃を受けたそうだ。

日曜日に右カカトに痛み出た。体重をかけると痛い。カカト外側。

しばらくして痛みはなくなった。

心配だったので、メンテナンスも兼ねて来院された。

現在痛みはない。

シーバー病、いわゆる踵骨骨端炎。原因箇所はさまざまあるが、ふくらはぎが重要なポイントである。

触診するとふくらはぎにいくつも癒着がある。圧痛(押しての痛み)はなし。

 

施術内容と結果Operation and a result

押しての痛みがでていなければ状態は悪くない。

1つ1つ取り除いていく。

足首の可動も徐々に広がっていく。

癒着を取り除いて、動いてもらう。

歩く、ジョグ、ダッシュ。痛みはでない。

野球と一緒に空手もおこなっている。空手のキックで痛みがでたと話していたので、実際にキックしてもらう。

下段蹴りから。「痛くない、大丈夫」

前蹴り。「大丈夫」

初めは恐る恐る蹴っていたが、本人が大丈夫だとわかったのか、徐々に蹴る力が強くなっていっていた。

ここまでできれば問題ないだろうと終了。

すでに施術を受けていたこともあり、残っていたのはその後の疲労性によるものと、足関節のねじれが残っていた程度。

無事1回で施術終了となった。

 

施術者Operator

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なかむら自然形体院
中村 涼

 

カカト内側の痛み

掲載日:2014年12月03日

 

受診者の情報

年齢・・・・・・・・・・10歳

性別・・・・・・・・・・男子

スポーツ ・・・・・・・・ サッカー

 

症状Condition

施術症例です。

サッカー少年

2,3ヶ月くらい前からカカトの内側に痛みがある。

初めはサッカーのプレイ中に走ったりボールを蹴ったりするときだけ痛い。

徐々に歩くときの痛みが出てくる。

歩いているときの痛みが出てきてからは、近所の接骨院に通っている。

そこで勧められたインソール(靴の中敷き)をすると痛みが軽減される。

半月前くらいの土曜日にサッカーの試合があった。

試合中に相手選手との接触プレーでカカトを痛めていた足を蹴られる。

試合中は痛みはなかったが、終わって帰宅途中から痛みが徐々に増してくる。

家に帰ったころには腫れ上がっていた。

一日経って、痛みもさらに増して腫れもひどかったので接骨院へ。骨には問題なく、打撲と診断。

打撲の痛みは数日でおさまったが、カカトの痛みが以前より増している。

中敷きを入れていても素足で歩いていても変わらず、しまいにはカカトを着いて歩けない状態に。

インターネットで検索して来院。

カラダをチェックしていくと打撲の後遺症であろう箇所が見つかる。

押しての痛みもある。カカトも同様に押して痛い、カカトを着くと痛い、動かすと痛い。

 

施術内容と結果Operation and a result

まず打撲の後遺症を取り除いていく。

「いま押すのはどう?」

「痛くなくなりました」

「ここ(カカト)は?」

「………痛くないような?!」

しばらく考えこんでいたが、グイグイ押しても枕で手のひらでトントン叩いてもなんともない。

初めに確認したときは指先でトントンしただけで痛かったほどだ。

カカトは触れずして痛みが消失できた。

動かしたときの痛みは残っている。反応のある張りを取り除き、足関節を修正。

「おー、痛くない!!」

これで寝ている状態で痛みはなくなった。後は歩くのとボールを蹴る動作。

座位で背骨の歪みを取ってから立位で動作をチェックする。

歩く…小走り、片足ジャンプ、両足ジャンプ…

「全然痛くない笑」

「本当に痛くないのか?」

見学されていたお父様が不思議そうに聞いていた。

「うん、全然痛くない!!」

院内での小走り、外でのダッシュでも問題はなかった。

が、歩くときはまだびっこ引いた状態が残っている。

これはカカトを着かないで歩いていたために癖ついている部分と、まだカラダの異常があるのだろうと推測される。

これに関しては完全に取りきれなかったが、動いているうちに癖も消えるだろう。

「気持ち良かったー!!」とK君。

「実はブログを見てきたんですけど、店に入る前も…入ってからも大丈夫かな…怪しいな…と思ってたんです…連れてきて本当に良かったです」とお父様。

その場で痛みが取れて良かった。

 

施術者Operator

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なかむら自然形体院
中村 涼

 

カカトの痛み、歩くのも痛い

掲載日:2014年12月03日

 

受診者の情報

年齢・・・・・・・・・・12歳

性別・・・・・・・・・・男子

部活 ・・・・・・・・・・ 剣道部

 

症状Condition

1週間前の土曜日、剣道の練習中に左足カカトが痛くなり、歩くのも辛くなる。

前から左足カカトが痛くなることがあったが、
今回のようにびっこを引くほどの痛みではなく、安静にしているとよくなっていた。

二日後に病院へ行くが。レントゲンでは特に異常がなく、塗り薬をもらうが変化なし。

翌日に近所の接骨院へ行きペインシフトという治療を受ける。

ペインシフト治療というのは初めて耳にしたのでどのような治療かと聞いたところ、

カカト一点を思いっきり押すのだそう。

それが激痛。

その場では痛みはなくなり、歩けるようになったが、

次の日の剣道の練習をしているとやはりまた痛みが強くなり剣道ができなくなる。

来院時は歩くのは問題なし。足踏みもOK、走るのもOK、体育の授業で50メートル走をしていて途中から痛かった。

剣道で右足を踏み出すとき、左足の蹴る動作で痛みがある。

 

施術内容と結果Operation and a result

全体を整えてから下肢の張りを取り除く。

走るのも問題ないが、踏み出すときの特定の動作で痛みが出ている。

一つずつ、原因となりうる部分を取り除くがあまり変化が見られない。

立った状態で動作異常を取り除いているとスッと痛みがなくなる瞬間を見つける。

ここまで一時間ほど経過していたのでそうとう苦戦した。

さっきまでとは見違える動きになった。

が、まだ完全ではなく、動いているうちに痛みがぶり返してくる。

これ以上は回復しないと判断し、今回はここで終了。

1週間後に2回目の来院。

週末の練習は休み安静。

週明け月曜日に動いてみたが、やはり右足を出すときに左足で蹴ったときの痛みがあり練習は休んだ。

長い距離、時間走っても痛みはでなくなったので、痛みがでるのはこの動作のみ。

前回あったふくらはぎ、太ももの張りが大きく改善しているのでカラダの状態は上向いている。

全体を整えてから、前回の最後に動作異常を修正して痛みが大きく改善したので、そこから改めてアプローチをかける。

立った状態、歩く動作を見ていると、動作異常の前に足首のねじれていることに気付く。

前回もスッキリいかなかったのはこれのせいか…

足首のねじれを修正、歩き方もさっきまでと動きが変わった。

「痛くない!!」

痛みがないことを確認しながら繰り返し続けてもらう。

しばらく動き違和感がでたので再度、動作異常を修正。

「痛くないー全然大丈夫!!」

さらに動き続けてもらうが今度は問題なし。

「久々にやったね、この動き!!」

見ていたお母様もほっと一安心。

その後横になって全体の張りを整えて最後に立って再度痛みの確認。

「全然大丈夫!!」

何度も何度も繰り返し行うが全く痛みはでない。ここまで動ければ問題なさそうだ。

ストレッチなど、日頃のケアの方法を伝えて終了。

今回は足首のねじれが主な原因部分であったが、それを引き起こすのが疲労の蓄積。

案の定、練習後にほとんどストレッチをしていなかった。

しっかり日々ストレッチなど、ケアしておけば怪我の予防になるのでしっかり続けていきたいですね。

帰りがけにアンケートのご記入をお願いし、用紙を渡した。

「これアンケート?ぼくが書く、ぼくが書く!!」

本人用とお母さん用に2枚手渡してお帰りになられた。

 

施術者Operator

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なかむら自然形体院
中村 涼

 

カカトの痛み、くるぶし内側の痛みのサッカー少年

掲載日:2014年12月03日

 

受診者の情報

年齢・・・・・・・・・・11歳

性別・・・・・・・・・・男子

部活 ・・・・・・・・・・ サッカー部

 

症状Condition

紹介で来院。

3年前にサッカー練習中に足首を剥離骨折。2年前には右手指腱断裂。

そのほかに1年に1,2回と繰り返す癖になった捻挫、腰痛、膝痛、背中の痛み、アレルギー性鼻炎。

今回の症状は、かかとの痛み(練習後特に痛くなる)、内くるぶし上の痛み。走ると痛い、かかとを着くと痛い。

触診をするとアキレス腱に腫れがあり、熱をもっている。

このまま放っておくと断裂の可能性もある。ふくらはぎから大腿の前後までガチガチに張っている。膝は曲がっていてあおむけで寝ていても伸びきらない。

疲労がたまっている証拠だ。これでは負担がかかり、痛みが出て当然といった状態だ。

 

施術内容と結果Operation and a result

まず大腿前後の張りを解消する。すぐに張りはとれた。その効果がふくらはぎにも良い影響をあたえ、ふくらはぎの張りもとれていている。

引き続きふくらはぎの張りを解消するとアキレス腱の腫れが引き、熱ももたなくなった。

大きく変化がでた為、立って歩いてもらうことに。

歩く、小走りをする。

「大丈夫です、痛くないです」

練習あとにかかとの痛みが強くでるということで、実際に外で長い距離を走ってもらうことに。

声をかけずに見ているともくもくと走る。

しばらくして、

「ちょっと痛みがでました」ということなので、

足首の動きの修正、かかと・足裏の疲労をとり、もう1度外を走ってもらうことに。

「大丈夫です、痛くないです」

これだけ走っていたくなければ大丈夫だろうというくらい走った。

午後から練習ということで全身を整えて施術を終了した。

話をきくと、練習を休めない為、かかとの下にクッションをあて練習をしているようだ。クッションをひけば痛みは緩和される。

だが、このように保護してしまうと、からだはすぐに退化してしまう。

サポーター、テーピングも同様に良くないことなので注意しておきたい。

今回の痛みの原因はおおかた疲労によるものだろう。

練習後しっかりとしたケア、ストレッチを行っていないことが大きな要因のひとつだ。

(まぁ、大半のクラブチーム・部活・学生スポーツをやっている子はこれができていない場合が多い)

その日、翌日と連絡がなく、どうしているかと気にかけていた数日後に、お母さんが施術にこられたので話を聞いた。

その後痛みはなく、日々練習をおこなっているようだ。

しっかりストレッチをするように念をおしておいた。

また、こんな感想をいただいた。

いろんな病院へいっては痛みのともなう施術だったようで、当院では気持ち良くて寝てしまいそうだったと。

回復して良かった。

 

施術者Operator

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なかむら自然形体院
中村 涼