会長のアハハブログ | 自然形体療法のいま・これから

月別アーカイブ: 2015年09月

一般社団法人先制医療研究所スタート

掲載日:2015年09月26日

一般社団法人先制医療研究所(以下先制医療という)
の研究室がスタートしました。

 

先制医療は自然形体療法の施術で結果が出せる、紫斑病
やリウマチ、筋肉の短期疲労回復・能力向上等について
医学博士藤村克也先生と共同研究を行います。

 

その成果を医学的見地から論文としてまとめ世界に発表し
エビデンスを構築するためのものです。

 

先制医療の研究所は滋賀県長浜市の長浜バイオ大学
構内に隣接する長浜バイオインキュベーションセンター
内にあります。

 

風光明媚、東に伊吹山、西側の道路の向こうは琵琶湖。
道路をはさんですぐの琵琶湖畔です。


素晴らしい環境のもとに研究室ができ世界で初めての
画期的な研究が始まりました。

水素水と自然形体療法のコラボで次のことが可能になります。


紫斑病の早期治癒と再発防止、リウマチの痛み解消と
早期治癒効果、その他、トップアスリートの筋肉疲労
解消と運動能力向上です。

こうしたことを検証し、データに基づき発表する。
次々研究対象を広げ成果を発表していく拠点、それが先制医療の
研究所です。

このため、自然形体療法総本部とは別に先制医療
がスタートしたわけです。

既に、藤村博士の水素水を取り入れている自然形体院
があります。


今は水素水マークで表示していますが、これから
「先制医療の会員」として表示することになります。

「先制医療の会員」は藤村博士と紫斑病、リウマチ、運動能力
向上等テーマを設け勉強会を重ねていきます。

 

もちろん自然形体療法総本部は従来通りです。
先制医療の会員は藤村博士との共同研究という立場から、これ
までと違った施術理論や施術法を勉強していくことに
なります。


先日、リウマチについては学会で治癒率が80%を超えるという
発表がなされました。


リウマチについては自然形体療法創始者の 山田洋先生が
「リウマチこうすれば治る」(絶版)という本を出版された
ことがあります。


リウマチは自然形体療法の手法を活かすことができる典型的な
分野です。ただ、治癒に至るには多くの時間と問題が
あったのも事実です。


身体の外から痛みを解消する自然形体療法と
身体の中から改善する水素水の効果的摂取
の併用。

これで半年から1年で著しい改善効果が
現実のものとなるわけです。

多くの注目を集めることになると
藤村博士も確信しておられます。


紫斑病についてもまもなくスタートです。

先制医療会員向け第1回勉強会をここでやれないかと考えています。

温故創新の具体化が始まっています。

 

優しさや温もりが流れる施術

掲載日:2015年09月13日

あれもやりたい。これをこうして
あれをああして・・・

やること一杯だのに思うように進まない。
最近なんと時間の経つのが早いことかと
深く深く実感します。

春が来て、暑い夏と思ったらもう秋・・。
一日がすぐに終わり、1年がすぐに
過ぎ去ります。


私は67歳。
年とると時間が早く流れるとは
聞いていましたが、間違いありません。
いや聞いていた以上です。

同年の古くからの友人が言いました。
昔の半分も仕事ができない。
なんで半分しか出来んのかと考えていると
老人性ウツになりそうや。

彼は若い頃から政治家を志しました。
愛が語れる政治家でないといけない。
それが彼の真情でした。

市会から県会へ行きました。
「愛を語れる政治家でないといけない」
その真情はいつまでも変わりませんでした。


男女の愛、家族愛、隣人愛、祖国愛、・・


そんなちっぽけなものではなく
もっと、もっと大きな愛。宇宙よりもっと
もっと大きな愛。無限の愛。


彼が国政の場で日本の未来に大きな
影響力を与えてくれればと願ってきました。


私の願いは届きませんでしたが
今も彼は自分に与えられた場所で
愛を語れる人間として大らかに
仕事をしています。


久しぶりに彼と会って豊かな時間の流れ
を楽しみながら互いの人生の話に花が咲きました。

素敵な昼食の時間でした。

こうして時間が流れやがて自分の
命の終がやってくる。


”いまという間にいまはなし。
まの字来たればいの字過ぎ行く„


以前より早くなった時間の流れを
ゆったりと感じられる今がある。
年を重ねるのもいいものです。


さてさて本題。
私たち治療家は

自分の力で治す!
私はこんなにすごい!


そんなおごりを持つ仕事ではありません。
その人の命の営みの中で出てきた肉体細胞の
悲鳴を解消するのはその人の命の営みの力です。


命の営みの力の発現を妨げている原因
を見つけ取り去るお手伝いをするだけです。


自然形体療法の施術家は
「身体はいつも治りたがっている」という
言葉を身につけています。

治りたがっている身体の営みを妨げている
原因を物理的に見つけ、物理的に修正するのが
私たちのお仕事だと知っています。


自然形体療法は医学でも科学でもありません。
単なる物理です。


曲がっていれば真っ直ぐにする。

圧迫されていれば軽く引く。

捻れていれば反対方向に戻す。

緊張していれば脳に力を抜いて
いいですよと教える。

すごくもないし、自分の力でも何でもありません。
単純明快な物理法則が体系化されたのが
自然形体療法です。

人類の歴史の中で誰も気付かなかった物理法則
身体の法則です。


創始者山田先生はよく仰っていました。
医聖ヒポクラテスの言葉「医を私すべからず」

今も新鮮にしっかりと覚えています。
いいことは人に教えなさい。
自分独り占めしてはいけません。

今改めてこの言葉をかみしめています。
世界人類のお役に立つようお教えしていく。
伝えていく。これが私たちの道です。


治療院経営の立場から言えば固定客
を作らない。
リピーターをなるべく作らない。

この道が私の目指す道です。
その人が一生健康でいられるよう
必要な知識と方法をお教えする。

昨今の治療院経営セミナーと全く逆の道ですよね。


私のところで良くなったら、あとは正しい手入れ
法をしっかり覚えて自分でやってくださいね。

なるべく私のところに来ないで下さいね。
という姿勢です。


私はこの姿勢を徹底してきましたし
これからもそうしていきます。

全国の自然形体院がそうなって
くれればいいなあと思いいます。

この具体案は近いうちに公表します。


そんなことしていたら来院者が
なくなってしまうという声が聞こえて
きそうです。

それは違います!


良くなり自分で適確に手入れできる
ようになった人は喜んでくれます。


そして、感謝してくれます。
信頼してくれます。


家族に、親戚に、近所に、職場に、友人に
悪い人がいればあそこいいわよと
伝えてくれます。


信頼の輪が大きく膨らんでいきます。
だから今日もいっぱいの人になるのです。


私たちは出したものが帰ってくる
世界に生きています。


怒りを出せば怒りが
憎しみを出せば憎しみが

優しさを出せば優しさが
喜びを出せば喜びが

見事に出したものが帰ってくる
世界に住んでいます。

優しさや温もりが自然と流れる施術家。
喜び、嬉しさや、感謝が返ってくることで
やりがいと充実感を味わう施術家。

経営論で右往左往する施術家ではなく、じっくりと
喜びの連鎖が広がる施術家集団を目指したいなあと
思います。