年齢・・・・・・・・・・16歳
性別・・・・・・・・・・女子
バドミントン部
掲載日:2015年11月02日
年齢・・・・・・・・・・16歳
性別・・・・・・・・・・女子
バドミントン部
昨年8月上旬、バドミントンの練習後、急に腰が痛くなる。
立っているとだんだんと腰に痛みが出る、座っていても痛くなる、とにかくじっとしている姿勢が続くと痛い。
逆に動いているうちはたまに痛みが出る程度であまり気にならないので、バドミントンの練習は続けている。
授業中は問題ないが、家で勉強しているときはすぐに痛くなる。
1ヶ月ほど経っても痛みが引かず、店頭のDMを見て来院に至る。
施術開始。
動きの中での痛みはない。
じっとしているとだんだんと腰の下部に幅広く痛みが出てくる。
話を聞いている段階で、椎間板の潰れが疑わしいと思う。
まず座った状態で、歪みをチェックしていく。
腰の付け根がガクッとした歪みがあり、その影響で背骨全体がS字に歪んでいる状態。
座った状態で細かい張りを取り除きながら、歪みを修正。
うつ伏せ、仰向けと施術を進める。
寝る、起きる動作、寝返り動作でも痛みはない。
椎間板へアプローチしていくも、あまり変化が見られない。(というより、椎間板は問題がなさそう…)
ここで、椎間板の原因を排除して、違う視点で考えていく。
腰椎のねじれがまだ残っている。骨盤のねじれも強くでている。
腰椎のねじれ自体は改善してきたが、骨盤がどうも変化がみられない。
もう少し視野を広く施術を進めると、ある姿勢になったときに、ひどく太もも外側~裏側にかけて筋張った張りがあらわれる事に気づく。
これを取りきらないと骨盤の歪みも取れそうにないので、ここから取り除いていく。
だいぶ太ももがやわらかくなったので、再度骨盤を修正。
さっきよりスムーズに骨盤が左右対称に合ってきた。
痛みの確認を兼ねて座った状態で、全体を調整。
座っている状態、また立っている状態で続けるが痛みは出ず。
腰椎、骨盤ともに、ねじれも大分解消されたので問題ないだろうと思う。
セルフケアを伝えて終了。
運動部という事もあり、症状を聞いた段階で、椎間板と決めうってしまった部分があり、結果遠回りして時間がかかってしまった。
施術をするにあたって、先入観を持たず、まず白紙に戻す事を再確認した症例だった。反省。
掲載日:2015年03月18日
年齢・・・・・・・・・・30代
性別・・・・・・・・・・女性
会社員
昨年、肩こり、首こり、腰痛、等々の症状で来院。
2週間に1回のペースで3回の施術を行う。
中学生の頃からの慢性的な肩凝り、腰痛解消。
骨盤の歪みがとにかくひどかったが、それもほぼ問題ないまでに。
それから1ヶ月に1回ほどメンテナンスを兼ねての来院。
今回は半年ぶりの来院。
昨年末から左腰~臀部まで痛みを感じる。ここ数日は痺れも伴ってきた。
じっとしててもビリビリと痺れる感じがする、寝ていても状態によっては痺れを感じる。
腰、臀部の深部に痛みを感じる。
右肩~首にかけて重く違和感がある。
こめかみ辺りの偏頭痛も最近スッキリとしない。
施術開始。
脊柱、骨盤ともに歪みはそれほどひどくない、部分的にがくっとした歪みがあり、左背面全体的に凝っている状態。
まずは歪みの部分から修正。
片側に出ている症状なので、歪みの修正と合わせて椎間板へアプローチをかける。
「いまはどうですか?」
「まだ痛い」
歪みを取り除いていってもあまり変化は出ない。
続けて気になるのが腰~臀部の深いところの緊張。
直接触れられない場所なので、間接的にアプローチかけ、緊張を取り除いていく。
「軽くなりました!」
深い部分の緊張層が取れてくると、ビリビリした痺れも無くなってきた。
寝ている状態では問題ないので、最後に立って確認することに。
続けて上半身へ。
首を左に倒すと痛いという事で、関連する歪みと張りを修正。
「倒すのは大丈夫!まだ右首のすじが張ってる」
寝ている状態では取りきれず、座位で行う。
「今は張ってるのも無くなりました」
再度、腰~臀部へ戻る。
まだ捻ったり立って動くとビリビリ感が残っている。
座位で細かい歪み、深部の緊張を取り除く。
「これなら大丈夫!!」
立って動いてもらうが問題なし。
最後に骨盤を修正。
日常のセルフケアを伝えて終了。
仕事柄、カラダの使い方の癖やバランスが崩れやすくなる。
日頃からストレッチ、セルフケアを続けていってもらいたい。
掲載日:2015年03月18日
年齢・・・・・・・・・・10歳
性別・・・・・・・・・・男子
野球少年
3週間後、6回目の来院。
週末、練習と試合が続き、少しハードめに動いた。
すると日曜の試合後から痛みが出て、2日経っても全く変化が見られず、
今週末も試合が続くため来院に至る。
バッティング、捕球動作が痛く、歩く・走るは問題なし。
カラダをねじる、反らす動作は問題なし、曲げると少し痛い。
施術開始。
カラダ全体のバランス、歪みを見ていくが気になっていた骨盤の歪みがほとんど気にならない。
来院当初は、骨盤の歪みがひどく、修正してもずれてきてしまうの繰り返しだった。
細かい歪みを取り除いて、気になる張りを修正。
動きの中での個々のズレを取り除き、バランスを整える。
立ってもらって、カラダを動かしてもらうが問題なし。
実際に外に出て、ダッシュ、バットスイング、捕球動作の確認をする。
「大丈夫、痛くない!」
しばらく動き続けてもらうが、問題なし。
後は練習や試合が続いたときにどうか。また様子を見てもらう事になるが、今回でほぼ問題ないだろうと感じていた。
後日、連絡をいただき、土曜の練習、日曜の試合とフルに動いたがその後も全く問題なかったそうだ。
まだ毎週末、試合が続くようだがようやくゴールが見えた。
掲載日:2015年03月18日
年齢・・・・・・・・・・10歳
性別・・・・・・・・・・男子
野球少年
前回施術から2週間ほど経っての来院。
毎週末試合があったが、運動後の痛みも減り順調に回復していっていた。
数日前、放課後の自主練習にて、ゴロの捕球動作の練習を行い、再度腰に痛みが出る。
当院が休みだった事もあり、他の自然形体の先生の施術を2日続けて受けるが完治とまではいかず。
右足を着いたときに右腰が痛い、痛くて走れない。
仰向けから起き上がるとき、寝返りのときに痛い、左にねじると痛い。
状態を確認すると、やはり骨盤の歪みとの関連が強そうだ。
まず腰部に関連する張りを取り除く。
思った通り、腰部の関連は少なそうだ。痛みの変化なし。
続けて、腰椎のねじれ、骨盤のねじれを修正。
「いまは寝返りはどう?」
「大丈夫」
これで寝返り、起き上がるときの痛みは消失。
寝ている状態での痛みはなくなったので、座った状態、立った状態での痛みを確認していく。
「左にねじると痛いです」
骨盤の歪みにあわせて、大腿骨のねじれを修正していく。
「左は大丈夫、今度は右が痛いです」
修正を続けると、左、右と痛みを感じる場所がどんどん変化していく。
時間がかかったが、ねじっての痛みは取れた。
今度はバットスイングでの動作確認。
「痛くない」
続けて、捕球の動作確認。
「痛い」
何度か繰り返していくと痛みが出る。
動作確認していくと、カラダの使い方で無理がかかっている様子。
思い返すと、腰の痛みが出るときはいつも捕球練習をした後だった…
動きに関連づけて施術を行うと、痛みの出る間隔が伸びていく。
あわせて、捕球動作での問題の動作を指摘して動いてもらうことでしばらく動いても問題なくなった。
まだ完全ではないが、痛みは取れた。
1週間後、4回目の来院。
現在、日常生活での痛みはなし。歩行、ダッシュも問題なし。
体育の授業も出ている(キャッチバレー)
バットスイングをしていると、50回ほど繰り返すと痛くなる。休むと痛みは取れる。
今朝、捕球練習の動作を行うと早い段階で痛みが出たので、チーム練習は休む。
明日は試合が控えている。
今回も骨盤の歪みに対してアプローチしていく。
前回よりもカラダの反応も良い。腰部の張り、ねじれも解消。
寝ている状態の動作確認を終え、実際外に出てバットスイング、捕球動作の痛みを確認。
「痛くないです」
はじめにバットスイングから。しばらく振り続けてもらうが問題なし。
続けて捕球動作の動き。
「大丈夫」
これもしばらく動いてもらうが、痛みは出ない。
「すごいな。こんなに動けたのは2週間ぶりくらいだろ」
見ていたお父様も驚いていた。
動きも軽快。骨盤を微調整して終了。
2週間後、5回目。
前回以降、状態は上向き。だが、まだ動いていると痛みが出る。
試合(1試合)、練習(半日)ほどで痛みが出てくる。
痛みが出たら休むと、2日ほどで完全に取れる。
骨盤の歪みに加えて、二次的な疲労を取り除く。
今回は、施術後の状態が今までの中でもっとも良くなった、後一歩だ。
掲載日:2015年03月18日
年齢・・・・・・・・・・10歳
性別・・・・・・・・・・男子
野球少年
前回からおよそ半年ほどぶりに来院。
前回施術以降、左腰の痛み消失。ひざも問題なし。
今回は右腰の痛みで来院。
4日ほど前から、バットスイングで痛みがでる。走っても痛む。
押しての痛みはなし。軽く走るのがギリギリでダッシュは痛くて出来ない。
前かがみ、反らす動作、ねじると痛い。
施術開始。
カラダの歪みをみていくと腰部にガクッとした歪みが出ている。
歪みを取り除きながら、1つ1つ考えられる原因を絞っていく。
椎間板、変化なし。
腰部表面層の緊張、変化なし。
腰椎のねじれ、変化なし。
それでも寝ている状態での痛みは減ってきている。
うつ伏せ、仰向けでの痛みはほぼなくなったので、座位になって施術を続ける。
座った状態での前屈、反らす、ねじる動作はまだ痛い。
細かな歪みを取り除く。
「前後の動きは大丈夫」
「ねじるのが痛いです」
腰の深部の張りを取り除く。
「いまは大丈夫!」
ここで立ってバットスイングの確認。
あらかじめバットを持ってきてもらっていたので、その場で何度かスイングする。
途中で痛みが出てくるが、その都度、立位で修正。
最終的に残ったのが、骨盤の歪みだった。
これが完全には取りきれず、動いているうちにまた歪んで痛みが出てきてしまうといった状態。
翌日、試合があるという事で、サラシを使ってズレを修正する。
これならある程度は動けるはず。
2日後、2回目の来院。
前日に試合。痛みはあるものの1試合出場出来た。
が、試合後にまた腰の痛みが強く出る。
現在の症状。
歩く、ジョブは問題なし。左にねじると痛い、右ねじりは問題なし。前後の動きも問題なし。
前回同様に、腰の深部の張りを取り除き、骨盤を修正する。
ねじりの痛みが取れたので、バットスイングで動作確認。
「大丈夫です」
状態良し。これで1週間休めば週末の試合は大丈夫だろう。
掲載日:2015年03月18日
年齢・・・・・・・・・・12歳
性別・・・・・・・・・・男子
サッカー少年
前回、オスグッドで来院した事がある、数回の施術を経て回復。
今回は腰の痛みで来院。
2週間ほど前のサッカーのプレー中に腰を痛める。
特に接触プレーはなかったのだが、練習後から左腰が痛くなった。
整形外科でレントゲン。腰椎分離症の疑いがあると言われる。
その後、大きな病院でMRI検査を受ける。
ここでは腰椎分離症ではないと言われたものの、白くもやがかかっているようにうつっているので、おそらく炎症が起きているかもと言われた。
2週間後、3日間続けての試合が控えている。
その試合の結果によって、8月にある海外遠征のメンバーが決まるので、その試合にはフルで復帰したい。
現在の症状。
歩くのは問題なし。少し走ると痛い。
練習は軽めのパス練のみの参加、パス練では痛みなし。
前屈後屈、ねじる動作は痛みがでない。
腰の表面というよりは、奥の方に痛みを感じている。
腰、背中共に、右に比べると明らかに左腰~背中までの張りが強い。
まずはここの張りから取り除いていく。
表面の張りが取れてくると、次から次に深い部分の張りが感じ取れる。
姿勢を変えながら、腰の深い部分へアプローチしていく。
ある程度、取りてきたところで、実際に外で走ってもらうことに。
はじめはジョグ、だんだんと力をいれてダッシュに移行していく。
「トップスピードに入ったところで痛いです」
走っている状態を確認すると、腰の部分の影響ではなさそうだ。
異常の感じ取れる関節のズレを1つずつ修正してもう一度ダッシュ。
「今度は大丈夫です!スピードを緩めたときに痛くなります」
さっきとは違う痛みが出た。
痛みの確認のため、サイドステップをしてもらう。
「右方向に進む分には痛くない、左にステップすると痛い」
これはトップスピードに入ったときの痛みと原因部分は同じであろう。
再度、関節のズレを修正して動いてもらう。
「今は平気です」
スピードを緩めるときの痛みは若干残るが、これは筋肉の連動による不具合のため、動いているうちに解消されるだろう。
数日様子を見て、徐々に練習に復帰してもらうように伝えて終了。
掲載日:2015年02月12日
年齢・・・・・・・・・・40代
性別・・・・・・・・・・男性
職業 ・・・・・・・・・・ 会社員
師匠である山田先生の施術を以前に受けた事がある。
ご自宅から近いということもあり、定期的に来院いただいている。
初めにあった腰の痛み・背中の痛みも数回で痛み消失。
それから月に1回ほどのメンテナンスで来院。
3週間くらい過ぎるとだんだんと疲労がたまり腰・背中に張りがでてくる。
ここ最近は調子も良くて、今回は3ヶ月空いての来院だった。
背中の上の方に張りを感じる。一昨日、朝起きたときに痛みがあったが、今日は痛みはない。
ほかに10数年前から手指の痛みがあるという。(この症状は初めて聞いた)
いつもある症状ではない為、本人も忘れていたという。
親指を動かすと痛い、触ると痛い。
押しての痛みがあるので、剥離痛を疑い施術をすすめる。
しばらくして触っても痛みはなくなった。
あとは動かしたときの痛み。これは動作修正をすると徐々に痛みが少なくなり、痛みは消えた。
腰・背中の張りもすっきりしたので立った状態で骨盤を修正して終了した。
一日中PCを使って仕事をしているときもあるから、手指は疲労が強くたまっているようなので、セルフケアを伝える。
施術後、手を動かしてもらうと、さっきより軽く動きもスムーズになったと喜ばれていた。
腰・背中も張りがでてくるのは、仕事の影響が強い。
これもセルフケアをおこなえば問題ないだろう。
日々、仕事であったり運動であったり、疲労は蓄積してくる。
痛みが出る前に、カラダが歪む前に、定期的な施術をお勧めしています。
掲載日:2015年02月12日
年齢・・・・・・・・・・40代
性別・・・・・・・・・・男性
職業 ・・・・・・・・・・ 会社員
昨年末から腰痛。
ひどいときは前屈、後屈、足を上げるのも痛い。
現在、ひどい状態に比べて痛みは引いてきている。
奥さまの紹介で来院。
現在の症状。
腰痛、前屈すると痛い、立って前屈するのはあまり痛くない。
座った状態で前屈すると痛みが強い。張りも強く感じる。
腰に加えて右背部にも張りを感じ、痛みがでる。
年末から普段と違う仕事が増え、腰に痛みがではじめる。
腰部、背部の張りが強い。カラダの歪みも強い。上から下までねじれているような状態。
まず全身を整えてから背部の張りをとっていく。
うつ伏せ、仰向けと施術をすすめる。
椎間板の潰れもうかがえる。施術を続けると徐々に伸びていくのがわかる。
胸部、背部の張りも強いので入念に張りを取って座って動かしてもらう。
「さっきよりいいけど、まだ深くまで曲げると張って痛い」
座位で検査すると骨盤の歪みが新たにあらわれた。
骨盤の歪みを修正。
腰椎のねじれも強く残ったので腰椎のねじれをとり、もう一度動かしてもらう。
「あー、さっきより楽になった」
少しずつ前屈の可動が広がってきた。
再度、からだをねじれ、腰背部の張りをとる。
立って骨盤を修正した後、もう一度前屈。
「楽になりました!!」
カラダのねじれが強くでていたので気になって聞いてみたが思った通り。
家でご飯を食べているとき、テレビが正面になくカラダをねじった状態でご飯を食べていたのだ。
昼は車でのお弁当が多い。
そのときも助手席側にお弁当を置いてカラダをねじった状態でご飯を食べている。
これではカラダはねじれてしまう。
日常生活の注意点を伝え終了した。
後日、奥さまが来院。
旦那さまのその後が気になっていたが、少し腰の痛みがでるもののひどくなることは無くなったとのこと。
もっと早く、腰の痛みがひどい状態のときに来たかったと言っていたらしい。
日常生活の中でのちょっとした姿勢や動作でカラダは歪んでしまいます。
ちょっとした注意点でその歪みは予防できます。
セルフケアを続けていってもらいたい。
掲載日:2015年02月12日
性別・・・・・・・・・・女性
以前、両膝オスグット、カカトの痛みで来院した事のある卓球クラブチーム所属の女の子。
見事予選大会を勝ち抜き、今月開催される全日本卓球選手権大会に出場する。
前回以降、カカトに痛みが出ることがあったが、
少し休息を取り動いているうちに痛みが完全に無くなっていた。
大会も近づいていくにつれ練習のペースも上がっていく。
数日前から腰に痛みが出る。日が経っても痛みが引かないので来院。
動かしたときに右腰に痛みが出る。
前屈、後屈は問題なし。右にねじるときに痛い。卓球の構えから動きはじめで痛みが出る。
腰の上部に張り。卓球の構えの時に張りが出る。
右足首がたまに動きの中で痛みが出る。
背中の上部は左方向にねじれ、下部は右方向にねじれ、ぞうきんを絞ったように全体がねじれてしまっている。
卓球でも基本的に左回転が多く、
また食卓のテレビの位置も正面になく左側にあるので、カラダをねじった状態でご飯を食べているそう。
まずカラダのねじれを修正。ねじれが取れてくると張りも取れてきた。
背中の上部の残った張りを取る作業に。しばらくしてすぐに解消。
立って動いてもらう。前屈、後屈、左右のねじり。
「大丈夫です、痛くない」
意外とあっさり痛み消失。張りもひどくなかったので、比較的早く取れた。
足首、カカトの痛みもいまのところない。
ふくらはぎ、下肢の疲労もあまり蓄積されていないので、問題なさそうだ。
施術していて気になったのが、肘、膝裏にあせものようなものが出ている。
夏前になると毎年かゆみが出るんだそう。また花粉症も小学1年の頃から出ている。
これは頸椎の異常が関係している症状だ。話を聞くと花粉症が出始めた2年ほど前に頭を打ったそうだ。
そのときにむち打ち症になり、年を重ねる毎に歪みねじれが強くなって症状がではじめたのだ。
首のセルフケア、日常生活での注意点を伝えて終了。
今月末に全国大会が神戸で開催される。
小学校最後の大会。影ながら応援しています!!
掲載日:2015年02月12日
年齢・・・・・・・・・・15歳 学生
性別・・・・・・・・・・男子
部活 ・・・・・・・・・・ サッカー部
紹介で来院。
中学1年のころオスグッド病。膝全体にくる痛み。
翌年に股関節症。ズキズキした痛み。
今月初めに腰に痛みがでる。練習を休みながらおこなうが、痛みは増していく。
来月中旬に試合がある。高校一年の新人戦だ。それまでにはなんとか間に合わせたい。
来院時、前屈はおじぎ程度で痛み、後屈もちょっとでも痛い、左にねじる動作で痛い、
歩行、仰向けでしばらくすると痛い、立っているのも、じっと座ってるのも辛い状態だ。
腰椎のねじれが強くでていたので、その部分を修正。
それからうつ伏せで腰部の強い張り、癒着を解消していく。
なかなかスッキリとは取れないが、時間をかけていくと徐々に取れていく。
ある程度、張りをとってから仰向けになる。
椎間板の潰れを疑い施術に入る。
痛みはおさまるが、しばらくすると痛みがでるといったことを繰り返す。
徐々に可動が広がっていくが、張りも強く完全に痛みをとりきれない。
姿勢を変えて、座位・立位と施術を続ける。
いろいろアプローチを変えておこなうが、痛みがスッキリ取れない。
時間も経っていたのでここまでかなと思い、一度頭を整理して考え直す。
少し閃いて、アプローチの方法を変えておこなう。
前屈、後屈ともに痛みがおさまった…だがしばらくするとまた痛い、持続しない状態。
ただ歩行の痛みはなくなった。
これ以上は回復出来ないと判断して、間隔をあけずにくるように案内して終了。
今回の腰痛。
いままでの疲労の蓄積もあり、何重にも傷が重なっている状態だった。
前屈、後屈、歩行、ねじりとすべて痛みの原因が異なったが、すべて解明できた。
(修正時は痛みがとれるが、またしばらくすると痛みがでるのは器質的問題)
それに加えて椎間板のつぶれもあったため、いままでの疲労の蓄積も大きいと考えられる。
ずっとサッカー一筋で頑張ってきたため、カラダも悲鳴をあげている。
疲労の蓄積を考えると2,3週間先の大会には間に合うかな。
そこを標準に早期回復をめざしていきたい。
なかなか部活も休めず、1週間後に来院。
その後、日を追うごとに回復してきて、今はねじる動作以外は痛みがなくなったそうだ。
椎間板の回復も順調のようで、腰椎のねじれをメインに施術。
今回は時間もかからずスッキリと取れた。
大会までもう少し。後1回ほど調整すれば問題なさそうだ。
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