2017年4月12日・13日の両日、あたたかい春の日差しと満開の桜が迎えてくれる中
会員の先生方を対象とした全体研修会が京都で行われました。
自然形体療法では、年4回、様々なテーマで全体研修会を行っております。
講師には、自然形体療法創始者の故山田洋先生から「身体の匠」と認定された
9名の先生が担当されます。
全体研修会には、日本全国から先生方が集まってこられ、
会場内ではあちらこちらで久しぶりに再会した友との情報交換に花が咲いて、
とても和やかな雰囲気です。
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しかし、研修会が始まると、皆さん真剣な表情で講師の先生のお話を聞いたり、
メモを取ったり、実際にペアになり施術を行ったり、疑問点を質問したりと、
会場は熱気に包まれます。
今回の研修のテーマは、自然形体療法の施術において、筋肉の癒着を取るのに
なくてはならないものである、マザーキャット(MC)と、マザーキャットクッション(MCC)の
使い方と施術方法についてでした。
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1日目はMC、MCCの基本的な使い方について説明を受けた後、
ペアになってお互いを施術し合いました。
強さ、早さなど、普段の自身の使い方を再確認し、基本どおりに行えているか
チェックしていきます。
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講師の「身体の匠」の先生方は、参加者の間を動き回り、丁寧に教えてくださいます。
人間には「慣れ」があります。
知らず知らずのうちに、施術が強く、早く、自己流になっていないか・・・。
このような全体研修会は、自らの施術を客観的に評価し、更に発展させていくのに
とても大切なのです。
2日目は、実際の部位別・症状別の症例に対して、MC、MCCの使い方を勉強しました。
自然形体療法にはしっかりとした治癒理論があり、痛みの根本原因を取り去ることを
大切にしています。
MCやMCCも同じで、どの場所にどのように使えばもっとも効果的なのかという事を
常に意識しながら、研修が進められていきます。
研修会の最後には質疑応答の時間が設けられており、
疑問に思っていること、〇〇の症状の対処法など、みなさん自由に質問されます。
「身体の匠」の先生方は、様々な質問に対し、的確なアドバイスをくださいます。
この時の参加者からの質問などを、次回の全体研修会のテーマにすることも多々あります。
自然形体療法では、スクールを卒業して各地で開業されている先生方が
技術的なレベルアップを図ること、また、ひとりで施術をされる先生が多い中、
同じ思いを共有できる仲間づくりを大切にし、全体のレベルアップのために
このような全体研修会を開催しています。
次回の全体研修会は、7月ごろを予定しています。