年齢・・・・・・・・・・高校生
性別・・・・・・・・・・男子
野球部
掲載日:2016年02月11日
年齢・・・・・・・・・・高校生
性別・・・・・・・・・・男子
野球部
昨年の3月に野球で肩を痛めて当院に来院している。
当時、一度しか来院していないので、肩は一回で治ったの?と聞いたところ「ハイ」と答えた。
そこで、今日はどこが痛いか聞いたところ、膝です。とのやりとりで問診が始まりました。
<主訴>
昨年の9月に水泳の授業で平泳ぎをした。
その際に右膝がボキッと音がしたそうだ。
整形外科でのレントゲン結果は、半月板損傷の疑い。
湿布をもらって貼っていたが、治らなかったらしい。
野球はそのまま続けていたが、膝が痛みで最後まで伸びない、常に膝に違和感があるとの事でついに母親に相談して、来院。
いつものように、身体のバランスをМCCで調整。
特に内転筋の筋繊維の癒着がひどい。
鉄のワイヤーが一本はいっているようだ。
癒着をとったあとは膝のお皿の動きを丁寧に調整し、ついでにガチガチの腰回りの筋肉を柔らかくして確認。
いつものように屈伸をしてもらい、膝を最後まで伸ばしてもらう。
痛くないです!との言葉をいただいた。
簡単なストレッチを教えて終了。
【院長談】
こちらの高校野球児に
「どうしてもっと早くこなかったのか?」と、聞いてみた。
母親曰く 『治療院に行って、先生にしばらく野球をやったらダメと言われるたら困るなと思ったので』
母親にも内緒にしていたらしい。
施術が遅れれば遅れる程、半月板が痛み割れたり、劣化してしまうケースも多い。
早ければ早いほど良くなりやすい。
ひどい痛みでも練習を続けたり、試合にでる方法もあります。
痛みはガマンせず、早くご来院下さい!
掲載日:2016年01月22日
年齢・・・・・・・・・・16才
性別・・・・・・・・・・男子
高校生 サッカー 奈良県
右膝が抜けるようで変な感じ
歩行時左薬指が痛い
約2ヶ月前に半月板損傷の手術後の痛みから解放され運動復帰した少年のお母さんからの電話。
2日前、部活から帰る電車から降りる時右膝に力が入らなくなった。
階段を上るのも大変な状態で手すりを持ちながら何とか階段を上り家に帰ったとのこと。
慌てて当院で教えた身体を整える体操をしてから寝たら朝には直っていたとのこと
手術をした左膝はまったく痛くなくなったので身体を整える体操もちょっとサボっていたらしい。
今回は右膝が左の時と同じような痛みらしく自分では手術を考えていたみたいだがお母さんは絶対に手術は避けたいと電話を掛けてこられました。
関西予防医術研究所では以前に手術を左右で計6回したという患者さんが来られたことがありました。
今度は7回目の手術を宣告されたが、もう手術はイヤだということで来院し自分で手入れをする自己療法をお教えし、ようやく手術をしなくても仕事が出来るようになったという方がおられます。
そのことをお母さんに伝えるとそばで聞いていた息子さんがビックリして施術の予約を入れました。
施術をすると筋肉がパンパンでアキレス腱まで太くなっている。薬指が痛くなってもおかしくない状態だ。
話を聞いてると年末に薬指が痛くなり、その後右膝がロッキングしたとの事。合宿は何とか怪我もなく帰ってきたので早く施術に来たかったらしい。
お母さんに家で出来ることをお教えしフォローしてもらうようにする。
施術後動かしてもらうと
彼「痛くない!」と笑みを浮かべる。
お母さん「えっ、ほんまに痛くない?あれだけ痛いていってたやん。」
彼「ほんまに痛くない!左膝も手術前に来てたら良くなったかも知れんなあ」と話す。
お母さん「左膝がまったく動かなかったのが動くようになって、正座も出来るようになってこの子はここで直してもらったというのがすごく大きいんです。」と話される。
私「手入れをすれば良い筋肉になるしもっと軽やかに身体が動いて良いプレイが出来るようになるよ。
走るタイムも上がるし、サッカーをこれからもやっていくんだったらちゃんと手入れしないと、後は自分次第やで」と話す。
お母さん「お父さんにも同じこと言われたなあ」と話される。
彼大きくうなずいている。
これを機会に身体の使い方を考えて怪我のない選手生活を送って欲しいと思います。
お教えした自己療法を持続していれば、こうした痛みで苦しむようなことはありません。
掲載日:2016年01月03日
年齢・・・・・・・・・・16才
性別・・・・・・・・・・男性
サッカー
主訴
・階段を降りる時痛い
・正座が出来ない
・膝を深く曲げられない
病院での診断 半月板損傷
昨年半月板の一部を削除する手術を受けている。
手術後は順調だったが高校入学後サッカーに復帰したところ再発した。
最初に全身の状態を細部にわたって検査確認し、再発に至った原因を探る。
突然再発することはない。再発する原因が隠れている。
その原因は手術前からあったものか、手術後に派生したものかは不明。
再発事例で多く見られるのが、「身体の歪み」
身体が歪んでいるということはいわゆる不自然体。不自然な体を維持し、
動かすには常に余分な緊張状態を伴う。余分な力が入る。
この少年も両足、腰背部、首肩まで過緊張状態である。
「なんでこの子は何度も足が悪くなるんでしょうね」というお母さんの
ごもっともな質問に一つ一つ説明を加えていく。
なぜ身体が歪むのか、筋肉が硬くなるのかを
お話しながら施術を進める。
お母さんも日常的に気になることは話すという。帰って来たらからだのケアをしなさい。
姿勢を正しなさい。しかしなかなか聞いてくれないという。
今日実際に施術を受けながら、説明を加えていくと身体で違いがはっきりわかる。
ご本人は体感して初めて納得し、いったんそうなれば素直に話を受け入れてくれる。
「ほら、お母さんがいつも言ってる事でしょう」本人もうなずくしかない。
こんなソフトな刺激で筋肉がみるみる軽くなっていく。
片足だけ施術して足踏むしてもらうと「わー軽い・・!」びっくりしている。
右肩の施術をして動かしてもらうと「えっ!な~に。軽~~い!」
「左肩重~い」と言う。左肩の施術をすると「軽い!さっきと全然違う」。
骨盤も2方向に歪み、背骨も湾曲していた。今まで余程身体の力が抜けていなかったのでしょう。
施術後身体を動かしてもらう。「全然違う!軽い!!」と素直にビックリしている。
さて問題の膝。
これまで曲げると痛いという条件反射回路ができていて曲げる前から緊張が入ってしまっている。
予期不安のなせる業。脳が痛みを避けるため膝の屈曲時、力を入れて防御している。
この脳の条件反射回路を修正しないと素直に曲げられない。
独自の方法で脳の記憶を少しづつ修正していく。
施術前より膝は深く曲がるようになったがまだ曲げる動作が怖いらしい。
角度が深くなっていくと動きが急に遅くなる。
何度か記憶の修正動作をしながら動かしていくと徐々に動きが滑らかになっていく。
今度は屈曲から伸ばす動作時に膝内側に痛みが出た。補助をして動作をすると痛みが消失した。
一つ一つ原因を探り修正、解除、していけば痛みは消えていく。間違った脳の記憶も修正されていく。
施術後、自己療法をお母さんと一緒に受講。
半月板損傷といっても原因は千差万別。痛む場所も、痛む動作も、痛みの種類もみな違います。。
関西予防医術研究所ではその方の原因を正確に把握して、その方にあった手入れの仕方を
自己療法講座の受講者に個別にお教えしています。
自己療法で教えた通り自分で手入れしていってもらうと筋肉の緊張も解消されてますます
身体が滑らかに動くようになってきた。
歪みも取れて姿勢が良くなり身長が伸びてきた。すっきりした体になっている。
お母さんが「背が伸びてるわ!!」と驚いている。
サッカーを継続するには正しい手入れ。それを継続していれば再発しません。
万一痛みが出ても教えた通りにすれば自分で解消できます。!
1週間後2回目来院。
自己療法を家でするうち徐々に屈曲が出来るようになった。
正座もできます!とのこと。
そのあと自己療法の点検・修正をして終了しました。。
1週間後母さんから電話がありました。
「おかげさまでサッカーに復帰して帰ってくるとお風呂上りにちゃんと自己療法やってます」
と嬉しい報告をいただきました。
掲載日:2015年12月26日
半月板損傷手術しなくても大丈夫
以前、半月板損傷で治療に来られた患者さんの妹さんが来院されました。
彼女は、アトピーの症状で。
施術の間にその患者さんがお兄さんの事を話してくれました。
半月板損傷と病院で診断され、手術を進められていて、治らなければ手術も考えていたそうです。
今は時々は膝に痛みが出るそうですが、以前の様な痛みではなく、
教えた自己療法をされて痛みを解消しているそうです。
手術しなくてよかったと言っていると教えてくれました。
その患者さんの施術は、4回です。
施術した患者さんが、元気で暮されている事を聞いて、とてもうれしかったです。
掲載日:2015年11月02日
年齢・・・・・・・・・・50代
性別・・・・・・・・・・女性
バレーボール
21年2月、両膝半月板損傷、内視鏡手術をおこなう。
手術後は膝裏の筋トレ等リハビリをおこなう。
手術後もスポーツをするとすぐに水がたまる。正座ができない、膝がまっすぐ伸びない。
今年の春先、師匠の施術を受けてスポーツをしたのちの痛み、水のたまりが1回でなくなる。その後調子よく過ごしていたが、8月ころからまた水がたまってくる。
タイミングよくOpenのDMが届き、なかむら自然形体院へ来院。
現在は横になったとき、高い椅子に座り足をぶら下げている姿勢、脱力した状態で動かすと激痛が走る。
ほかに左足首、外くるぶしを伸ばした後に痛みがある。
膝は大腿からがちがちに固まった状態。痛みがではじめてからもバレーボールを続けていて、来院前の週末に3試合ほどしてひどく痛くなる。
まずは大腿からの張り、癒着をとっていく。
しばらくして足を伸ばす動作は痛みがなくなった。
大腿裏、ふくらはぎの張りを入念にとっていく。
時間はかかったが、脱力時、動かしたときの痛みはとれた。
これで好きなバレーができると喜ばれていた。
足首は動きの修正をおこなうとすぐに痛みがとれた。
以前、師匠の施術をしたときに、膝靭帯の剥離があり、靭帯が緩んでいると指摘されたそうだ。
まだ靭帯の剥離が見受けられたので、自己ケア方法を伝え終了した。
まだ完全ではないが、とりあえず現状の痛みがとれたので、継続した施術、またケアを入念におこなうようにして、好きなバレーボールを続けられるといいですね。
掲載日:2015年11月02日
年齢・・・・・・・・・・14歳
性別・・・・・・・・・・女子
バトミントン部、バトミントンクラブチーム所属
7月末に試合中に右膝を痛める。
腫れが引かず翌日病院へ行き、水を抜く。少し血が混じっていた。
レントゲン、また別の病院でMRIを撮り半月板の水平断裂、半月板損傷と診断。
1つ目の病院では手術をすすめられる。2つめの病院では治癒でくっつくのを待つという。
手術はせず、リハビリ・治療をしながらいまに至る。
9月末に試合があるとのことで半月板損傷の治療に関してnetで検索し、
遠方から東京都板橋区のなかむら自然形体院へ来院。
現在は右膝を内側にひねる動作が痛い。
問診、触診と検査を入念に。
右足がガチガチに固まっている。膝裏も張りが強く膝がのびない。熱ももっている。
施術にはいる。
張りは比較的すぐに解消。立ってさっきまで痛かった動作をしてもらう。
「痛くない、大丈夫」
20分前に痛かった膝を内側にひねる動作が可能に。
そのまま外を走ってもらう。はじめは軽くジョグ。少しずつ力を入れてダッシュ。
「少しダッシュして着いたときに痛いです」
膝関節の動きの不具合を修正。もう一度走ってもらう。
「大丈夫!!」
深追いせずに、からだ全体の緊張、歪みを解消して、ストレッチの方法、自分でできるケア方法を教えておわる。
施術後、いろいろ動かしているとお母さんから
「膝裏のひっかかるって言ってたのは?」と。
「大丈夫だよ!!」
この笑顔をみると、うれしいですね。
話を聞いていると、小さいころからバドミントンをはじめ、今では学校の部活、クラブチームを両立しておこなっているそう。
練習は週6、土日は1日練習とオーバーワーク。
自分も高校時代そんな感じでした。基本休みなし。年に休日は何日か。平日は夜8時頃まで全体練習、学校戻って10時過ぎまで自主練。土日は朝から晩まで。よくやってたなといまはそう思います。
しっかり自分でケアをし、からだのメンテナンスをしなくちゃですね。
1つの病院では温めて膝を動かすというケアを行っていた。
膝はからだで冷却装置としての機能をもつので温めることはおすすめできません。
同様にサポーター等をしていると、膝関節のずれが起きてくるのでおこなわないようにしたい。
もう1つの病院では冷やして90度以上膝を曲げないようにというもの。
冷やすとその部分の組織(筋肉、靭帯他)は固まってしまう。
血流が悪くなり、回復をさまたげてしまう事もある。
半月板損傷は手術をしなくても回復します。
手術をすすめられた方、ご相談ください。
大会まで2週間。しっかりケアをして、試合できるといいですね。
いい結果報告をお待ちしております。
掲載日:2015年11月02日
年齢・・・・・・・・・・14歳
性別・・・・・・・・・・男子
バトミントン部
1ヶ月前から右膝に痛みがではじめる。キンキンとした痛み。
スポーツ(バドミントン)している時、ガクッとして動けなくなる。
曲げると痛い、着地の時、走るとき、階段(特に下り)の痛みがある。
数日前、整骨院へいき、包帯でぐるぐる巻きに。
手術はしたくない。だが数週間後には卒業旅行でオーストラリアへいく学校行事がある。
3年間楽しみにしてた行事なのでなんとか行けるようになりたい。
滋賀県、京都府にある関西予防医術研究所のBlogを見て興味を持ち電話。
そこで当院なかむら自然形体院をご紹介いただき来院。
来院時は松葉杖をついてなんとか歩いている状態。
仰向けになると、両ひざとも曲がったままで伸びきっていない。
膝裏を触診すると数か所に塊がある。
まずは体の歪みをとる。それから膝裏に存在する塊をとる作業に。
少し時間がかかったが、ほとんどきれいに取れた。
じゃあ、動かしてみて。
歩く、動かす、歩く「痛くないです!!」
そばでみていたご両親はついつい「ほんとかよー?!」と。
通常の歩行、曲げ伸ばしの痛みは解消。ただ体のバランスが取れる歩いていて体が左右にふらふらと。
骨盤を修正。骨盤の修正はまだ習得中の技術で少し時間を要する。
ピタッ決まったところでもう1度動いてもらう。
「大丈夫!!」
見ていても歩行の姿勢が変わったのがわかる。
階段の上り下りの際の恐怖心が残るため、完全ではないが日常生活に問題がないくらいまでに。
「これでオーストラリアにはいけますよ」
「ありがとうございます!!」
さっきまでびっこ引いて痛みのあった膝が歩いても屈伸しても痛くない。
その現実にご両親は??になってました。
施術後、当院の理論、施術に関すること、術後についてのご質問、おおおそ30分。
患者さまの笑顔、それを傍からみているご両親の??顔が印象的でした。
後日、数回の施術をおこない、無事オーストラリアへいけました!!
オーストラリアのお土産ありがとうございました!!!!
掲載日:2015年11月02日
年齢・・・・・・・・・・14歳
サッカー部
現在の症状は右膝の痛み。
ボールを蹴る、走る、ジャンプなど、歩行以外の運動で痛みがでる。
触診すると膝の下にぷっくりと腫れがある。押しての痛みもあり。
腫れがあるので可動も狭い、曲げるのは45度くらいでつっぱる感じがする。
まず押しての痛みから取っていく。
状態が良くないので、回りから徐々にはじめる。
続けていくと次第に取れ触ることもできるようになった。
触ることができるようになれば次の段階へ。
腫れを取っていく作業に。
これはすぐになくなった。
膝の靭帯が疲労して剥離(裂けた状態)していたのが原因だった。
押しての痛み、腫れが引いたので、動かしてもらう。
「痛くない。大丈夫」
仰向けでの曲げ伸ばし、うつ伏せでの曲げ伸ばしが可能になった。
試しに正座をしてもらうと最後のところで痛みがでるが、それも剥離をとると痛みは消失。
正座もその場でできるようになった。
「うそ…ほんとに痛くないの?」
見ていたお母さんもびっくり。さっきまで曲げるのもやっとだったのが正座できたのだから。
立って動いてもらう。外は未だに強風なので院内で歩行、軽くダッシュをおこなう。
「大丈夫(笑)」
自分でもなんで痛くないのかわからず笑っている。
次に両足ジャンプ、片足ジャンプをしてもらう。
「両足は問題ない。片足のときの着地でほんのちょっと痛い。気にならない程度の痛みなので大丈夫だけど」
「ほんのちょっとも痛くなくなるから大丈夫」
また膝下の腫れが少しでている。
腫れをとってから動作を修正する。
「あー、全然痛くなくなったよー!!」
最後はボールを蹴る動作。
ここまで動けていれば問題ないだろうけど、念の為にチェック。
ボールがないので枕をかわりに蹴ってもらう。
「痛くないです!!」
ここまで疲労がたまっていたのは過労が原因。
今年に入って練習もハードになったそうだ。
練習後にケアができるようにストレッチを伝え終了した。
強風の中、わざわざ来院されたのでなんとか成果をと思っていたが、1回で成果がでてよかった!!
掲載日:2015年11月02日
年齢・・・・・・・・・・50代
性別・・・・・・・・・・男性
会社員
平成23年2月、運動中に膝のロッキング発生。接骨院へ3か月通い、50%回復。
同年6月、別病院へいき、MRI検査。半月板損傷と診断。手術は必要なしといわれる。
同年6月~8月、手技療法へ通い少しずつよくなる。
インターネットで検索し、を見てなかむら自然形体院へ来院。
現在の症状。
ジョギングの最中など、運動中に膝に引っ掛かる感じがある。
右膝に比べ違和感がある。正座ができない。
ほかに肩の痺れ、胃の働きが弱いように感じる。
全身を整えてから、膝の施術にはいる。
ロッキング現象は膝・大腿下腿の緊張状態を越した癒着が原因と考えられる。
緊張があると膝の曲げ伸ばしに影響を及ぼすのは考えればすぐにわかることだ。
まずは強く癒着した大腿裏部分を解消していく。
やわらかくなってきたので曲げ伸ばし、動いてもらうが症状の変化がない。
ほとんどはこの段階である程度の効果が感じ取れるのだが…
仰向けの状態で大腿前面を触診するとこちらも強い癒着が存在した。
前側も入念に解消して、また動かしてもらうと、さっき感じていた引っ掛かり、違和感がなくなった。
正座をしてもらい、時間がたってくると膝に痛みがでてくる。
繰り返し施術をしたがその部分がとりきれなかった。
痛みはなくなるが、しばらく動かした後に正座したら痛みがでる。
これは、膝の靭帯が緩んでいることが推測できるので自宅でできる自己ケア方法を伝え終了した。
翌週2回目の来院。
しゃがむ動作でぼんやりとした痛みがあったが施術後は解消。
違和感が若干残っているものの、動きに関しては問題がなくなった。
引き続き施術予定、経過報告を書きたいと思います。
掲載日:2015年11月02日
年齢・・・・・・・・・・40代
性別・・・・・・・・・・男性
会社員 フットサル
週に2回ほどフットサルをおこなっている。
以前、右膝前十字靭帯断裂したことがある。
昨年12月、フットサルをしている最中に右膝をねじる。
2,3日は日常生活にも支障がでる。病院へいくと半月板損傷と診断。
MRI検査で靭帯が緩んでいると指摘される。
リハビリ科でリハビリを続ける。
歩行、階段ののぼりおりでは痛みはない。
やっていないが、おそらくダッシュも可能だと思う。
力を抜いた状態で足を上げて下肢を回す動作で痛みがでる。
フットサルで、ボールをコントロールするためにボールに足を乗せた状態で移動するときに痛みがでる。
2、3日休養をとると痛みは治まり、上記動作をすると痛むの繰り返しで現在に至る。
なかなか完治せず、インターネットで検索し来院に至る。
ほかに1ヶ月前に右ふくらはぎを肉離れ。現在は痛みなし。
今年1月に左膝にねじれて外れた感覚がでた。
まずは検査。腕の長さ、骨盤、背骨と歪みが強くでている。
これではいくら睡眠をとっても疲れがとれない状態だ。
まず歪みを解消させてから膝の施術にはいる。
曲げ伸ばしでの痛みは全くない。目立った張りも緊張もない。
仰向けで足を上に挙げる。力を抜いて膝から下をグルグル回す…このときに痛みがでる。
これは膝に対してはもっともよくない動作といえる。
膝は前後の曲げ伸ばしの関節であるため、左右また回転が出来ない関節だ。
それをねじる、回す動作を繰り返すと痛めてしまう。
膝関節がねじれていたので解消、また動かしてもらう。
「さっきより痛みはなくなった。」
動作修正をしながら同じように動かしてもらう。
「だいぶ良いですね」
だが、手を離すとすぐに痛みがでる。
何回か繰り返すが、動作修正中は痛みはなくなるが痛みは完全にとりきれなかった。
リハビリの内容を聞くと、からだに負担のかかることが多く含まれていた。
膝の状態を伝え、やっていい動作、してはいけない動作等、日常生活の注意点を伝える。
リハビリのかわりに負担のかからないストレッチ法を伝えた。
靭帯が緩んでいるために繰り返しおこなうと痛みがでてくる。
靭帯の完全修復までおおよそ3週間。
1週間、セルフケアを続け、その間はフットサルも無理をしないように伝え終了した。
病院では、半月板損傷、靭帯に問題があると診断され、後は筋トレで筋肉をつけてカバーしようとする。
最近、リハビリを頑張っていたのに…これがいけなかったんですね…といった例が多くある。
痛みがあるうちは、まずその痛みの原因をとりのぞくことが先です。
痛みが無くなればいくらでも動けるようになり、
筋肉他組織もどんどん回復していきます。
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