掲載日:2017年03月24日
掲載日:2016年03月26日
自然形体療法による施術・・どんなこと
をするのですか?良くあるご質問です。
来られますとまず現状をお聞きします。
その前に部屋に入ってこられた時からの
様子も細やかにチェックする対象です。
いつから、どこが、どのように、どの時間帯
に、どうするとどう痛むか、どんな日常生活・・。
こうして得た情報をまず頭に入れて
実際に施術していきます。
痛みの種類について自然形体療法では20か条
に分類して定義し、その痛み解消の手法
もきちんと整理されています。
そして、「基幹の型」という基本形の手順に従い
全身の状況を詳細に確認・把握しながら必要な
手法を順次選択し施術を進めます。
会員はこれらのことを日々修練・実践しています。
と、こう書きますと全員が整然と正しい手法で
最も効果的な施術をしているように思われると思います。
ところが残念なことになかなかこれが持続しません。
日々使っているうちに知らず知らずのうちに「クセ」
「自己流」「我流」が身についてしまいます。
3月16日、17日の二日間、東京品川で「身体の匠」
という称号を創始者から与えられた9名が定例の
研修会を行いました。
今回は4月20日、21日京都で全国の会員が集まる
全体研修会に向けての準備を兼ねてのものでした。
基幹の型の一つ一つの手法を点検し、要点を
整理していきました。
基幹の型の流れの一部をご紹介しましょう。
①最初は両上肢挙上検査(通称バンザイ検査)
この検査で肩関節の可動、体幹の歪み、これに
関連する筋肉の緊張度合を調べます。
②ASIS検査
この検査で骨盤の前後のズレ、骨盤の傾きを検査します。
創始者山田先生がお亡くなりになる直前、晩年には
こうした歪みやずれを一瞬のうちに整える
新手法も発表されました。
③腹屈検査法
仰向けで両ひざを曲げ大腿骨骨頭の位置を精緻
に調べる方法です。
MRIやレントゲンでも拡大して見ることができない
ずれを的確に把握できる方法です。
これも②と同様、晩年更に的確な検査法が確立されました。
④体側、体表検査
うつ伏せになって背中の歪みや膨隆を検査します。
⑤蕀突起検査
背骨の歪みを蕀突起の流れによって検査するものです。
うつ伏せになった状態で
背骨をなぞって異常個所を把握します。
⑥PSIS検査
骨盤のズレを検査するものです。
⑥瞬時触定法
うつ伏せ状態で、背骨を軽く1∼3か所ほど触るものです。
これで歪みを一瞬のうちに整える自然形体療法の
特徴的な考え方に基づく手法です
晩年にはこの方法も更に進化改善されています。
⑦下肢後方牽引法
体幹の歪みや緊張を取る手法で、うつ伏せで交互に
脚をけん引します。
⑧腹屈三方牽引法
腰椎や腸骨・仙骨・尾骨の歪みを整える手法です。
わかりやすく言えば両ひざを曲げて腹屈し片足を
交互に上方・外方等に倒すことで
著効をもたらす手法です。
こうした手法で検査確認し歪みを取り整えていきます。
もちろん歪み方も整え方も千差万別ですので5000以上
ある手法の中から最も相応しい手法を選定し施術します。
最高位にある「身体の匠」にとっても会員に
とっても、こうした手法はごくごく初歩的な
基本中の基本です。
ところが何時しか自己流が身についています。
きちんと細部まで一つ一つの動作を細分化
しながら基本に忠実にしてみると効果が全然違う。
わ~ッ凄い!と思わず歓声が上がるほど効果が
違うのです。
単純なものほど奥が深い。
基本に戻ることの大切さを
毎回実感しています。
全国には自然形体療法という本家本元の研修を
創始者山田先生から、あるいは身体の匠から
習った人は300名以上います。
更に、名前を変えているからわかりませんが
こうして習った方からさらに習った方も同じくら
いいると思います。
創始者山田先生は生前3カ月もするとみんな
我流になってしまうと仰っていましたが
まさしくその通りです。
いいものが広がっていくのはとてもいいことですが、
これが元自然形体療法かと思うほど形は似ていても
中身が違って変質しているものが多いです。
これも創始者の言葉。
「自然形体療法は下手でも治ってしまう。だから
すぐに練習しなくなる」
下手でも基本的な痛みや不具合は解消できます。
ところがちょっと複雑になると何回やっても効果が出ない。
「同じようなことをする治療院に通っていたのですが
よくなりません」こうした方が多く来られます。
少なくとも山田先生の晩年に習った先生方は
先生考案の特許製品マザーキャットという緑の
シリコン製の施術道具を使っています。
これは筋肉の癒着解消に、あるいは脳へのアプローチに
著効があります。
自然形体療法総本部認定の会員の施術レベルを最高位で
維持するための研修と練習を地道にやっていきます。
本当に喜んでいただける自然形体療法の施術院になる
近道はこれしかありません。
掲載日:2016年02月15日
先日、長浜バイオ大学で水素エネルギー
に関する会議がありました。
大学の最高幹部の方からお誘いを受け水素の
研究者である藤村博士と共に参加させていただき
ました。
参加者は水素エネルギーの研究を最先端で
されている著名大学の先生、大手
企業の研究者、大学の研究者等15名。
専門性の高い内容ですので私には
正直ほとんどわからないのですが
世の中の大きな流れだけははっき
りと感じることができました。
そして、時代の流れを作っていく
底流には国の方針専門家集団と
それを支える研究機関、産業界の
スクラムを組んだ動きがシステム化
されていることを実感です。
時代を、世界を、国を動かす大きな
流れの源流に思いを馳せざるを得ま
せんでした。
それと同時にふと、なぜ自分は今
ここにいるのかという不思議な感覚
になりました。
科学に対してほとんど無知・無縁の
私がなぜここにいるのか?
そういえば、なぜ滋賀県長浜市とい
うローカルな街に藤村博士に来て頂く
ことになったのかについても深く考え
させられることになりました。
私はかねてより、すべての事象に「偶然」
はなく、必然の中で出会いも出来事も起
こるものだと強く感じています。
それは確信といっていいと思います。
なぜ、自然形体療法と藤村博士の共同研究の場を
滋賀県長浜市の長浜バイオインキュベーションセン
ター内に持つことになったのか。
遡れば、あまりにも偶然と思える出来事
の重なりの中で実現したことでした。
端緒は一昨年、奈良県橿原市で開かれたある勉強会
で、水素水のサーバーのメーカーである(株)宝樹
の沼田社長と一緒になり、帰りの車に困っておられ
た沼田社長に、「帰り路ですから京都駅までお送り
しましょう」と声をかけたことからでした。
実は沼田社長とは約20年前から同じ勉強会に出ていて
顔と名前は知っていましたが一度も言葉を交わ
したことがありませんでした。初会話です。
帰路の1時間半ほどの間に、互いの仕事のことで
一気に話が弾み、共感し、京都駅についた時には
もうすっかり互いに今後の人生の同志だという
確信を持つに至っていました。
不思議なことに二人とも、ずっとずっとはるか過去
から関わっていたという懐かしさを感じていました。
不思議な感覚でした。
後日改めて、沼田社長の会社にお伺いして話して
いる間に、具体的な仕事の連携話が一気にまとまって
しまいました。
その時、沼田社長は長年の股関節の痛みが
関口理事の施術で一気に改善してしまい、感激を
もって驚かれました。
同席されていた藤村博士の腰痛も春日理事長の施術
でこれまた一度の施術で見事によくなりました。
私たちにしてみれば日常的な結果ですが、お二人の常識
からすれば信じられない結果であり、私が話す自然形
体療法の素晴らしさに心から納得して頂けました。
この時、藤村博士は既に東京のある大学に研究室を持ち
大学との共同研究をされていました。
この大学を離れ長浜に来る理由は何もありませんでした。
私が何気なく、ふるさと滋賀を話す中で、長浜バイオインキュ
ベーションセンターの存在について話しました。
と申しますのは、(株)宝樹の本社を訪問する前の週に
初めて長浜バイオインキュベーションセンターに古く
からの親友を訪ね、自然形体療法の今後の課題について
意見を聞きに行っていたからです。
旧友の話を聞くうち、自然形体療法の大きな課題として
医学との連携による世界戦略の構築。
その前提としてエビデンスの獲得などの必要性を実感し
ていました。
藤村博士は1型アレルギーの研究者であると同時に
分子状水素水による医療効果についての研究者
でもあります。
お話するうち、巷にあふれる水素水ブームの危う
さと、本物の医療用水素水の差異についても
じっくりお教えいただきました。
同時に藤村博士の研究分野と自然形体療法は
互いに補完関係にあり、共同研究することで
世界初の成果を出せる分野があるという事実
が明確になってきました。
アレルギー性紫斑病などの疾患をはじめ特筆すべ
き効果があり、論文として世界に発信できる
という分野も明らかになってきました
「革命前夜の感覚」といってもいいと思います。
また、まだ詳しくは書けませんが、連携すること
でスポーツ分野における著しい成果も期待できる
ことがわかりました。
期待可能性は膨らみます。
理想としていた自然形体療法が実現できる。
ともすればお金に流されての経営論が闊歩
する施術業界ではいけません。
本当に解決できない痛みで苦しむ世界の人々
にお役に立てるよう、医学界と連携できる
分野で足元を固め、不可能とされてきた
痛みや不快を愛の心で寄り添いお手伝い
すること。
困っている人々に最高峰の施術を愛の心
で施し、喜びの輪を広げていこうという
施術家集団。これが目指すところです。
できることなら、「愛」という心の状態
波動、エネルギーを具体的に数値化する
方法も研究課題の一つにしたい。
夢は広がります。
大きな時代の流れに乗るのはもちろん
ですが、時代の流れを作る自然形体療法
でありたいと思っています。
沼田社長と私の出会いが原「因」、水素水
と自然形体療法が「縁」となり、世界初
の治療法が完成するという結「果」をも
たらす日がそこまでやってきました。
この因・縁・果は、偶然でなく必然で
あったと改めて一連の流れを振り返って
います。
掲載日:2016年01月29日
手元に自然形体療法を学びたい人にお渡ししている簡単な
受講案内のパンフがあります。
A3用紙裏表に印刷された簡素な案内パンフです。
自然形体療法総本部作成の唯一の案内パンフです。
タイトルは「本物の自然形体療法を学びたい方へ」
と書かれています。
「本物」という単語が赤字になっています。
本物というからには贋物があることを意味します。
本物とはなにか?
にせものや作り物でない、本当のものを意味します。
また、見せかけではなく実質を備えていること、という
意味もあります。
創始者山田洋先生によって20数年の歳月をかけて完成され
た自然形体療法です。
山田洋先生監修の豊富なオリジナルテキストとわかりやすく
解説された治癒理論・手法DVDが「本物の治療法」を詳細に
懇切丁寧に伝えます。
ただ、いくらDVDで繰り返し見ても、真似しても本物は伝わりません。
形ではないからです。微妙な感触、動きとも言えない動き、方向
タイミング、動きの伝わり方、呼吸、りズム、力の入れ方・・テキスト
やDVD教材では伝わりません。
表面の真似をしても真似は真似。「本物」にはなりません。
微妙な動きや反応を正確にキャッチし、最短の手法を組み合わせ
て効果をきちんと出せる。見せかけではなく実質を備えている。
それが「本物」です。
創始者山田洋先生がお亡くなりになる前に「本物」の自然形体療法を
修得した弟子に「身体の匠」という称号を与えられました。
この9名の身体の匠は今も一丸となって教わった「本物自然形体療法」を
承継しています。
定期的に一堂に集まり互いの「手法を確認しあい、施術に関するケーススタディ」
を行います。何よりお互いの施術を基本に忠実であるか確認する場です。
2~3カ月に一度はこうした「身体の匠」の勉強会を開いています。
この勉強会があるから創始者直伝の「本物」が承継できるのです。
悲しいというか、情けないことに一人で施術していると
ついつい我流になってしまう。自分にやりやすいように
リズムや力加減が変化してしまう。
そして、その変化に自分では気づかない。
これは誰もが陥ることです。
原点に戻る。元に戻る。基本に戻る。
本物を身に付けた仲間が互いにずれないよう修正しあい元の位置に戻る。
これを怠ると2カ月もたてば立派な我流に
なってしまうのです。本物でなくなる。
自然形体療法総本部が「本物」を標榜する根拠がここにあります。
かつて自然形体療法を学んだという方の施術を受けてみると
形はよく似てはいるのですが、効果が全く違うことに
愕然とします。
「2カ月もたてば別物」かつて創始者の山田先生が
言っていたことを改めて思い出します。
常に本物の基本に立ち返り、世界最高峰と認めてくださる
自然形体療法の真価を守り、承継し、全国の、世界の人々に
本物を伝えて行きます。本物を承継している9人の匠
を先頭に一致団結して歩を進めます。
「本物」の輪に入って下さる仲間をお待ちしています。
掲載日:2016年01月15日
前々回「四位一体」について書きました。
施術法+自己療法+自己鍛錬法。
この三位一体の治療法としてこれまで
存在してきた自然形体療法です。
これに医学博士藤村克也先生を自然形体療法の
一般社団法人先制医療研究所に迎え「医学」と
連携することで可能な分野を拡大していく。
これが医学を加えた四位一体。
更に私の目指す最終目標はあと一つ。
「愛」を加えた五位一体。
「愛の治療院構想の展開」
これに向かって歩みを進めていきます。
こうしたことを前々回書きました。
私の書いたこの「五位一体」に先日ある方から
異議が出されました。
四位一体までは全くその通りだが、「愛」は
四つを包括するものであり、もっともっと大きなものである。
五分の一の存在などではないというものです。
ごもっとも。仰る通りです。
私の五位一体というひとくくりの仕方が
誤りでした。ここに訂正させていただきます。
「愛」は自然形体療法という一治療法を形容する概念
の中に入れられるような小さな存在ではありませんでした。
愛は永遠、無限なるのも。喜び、温もりのエネルギーです。
その愛は私たち自身です。愛は自分の中にあります。
自分の中の愛に目覚め、その愛のエネルギーが
周囲の人々に流れていく。
愛のエネルギーの輪が自然に広がっていく。
そういう治療院を愛の治療院といっています。
全国に愛の治療院の輪が広がればいいなあと、そして
どこまでも本物の愛を求め、自分の中の愛を深めていく
仲間が更に増えればいいなあと思っています。
今回異議を出されたことが嬉しかったというのは
「愛」をとらえるその方の真剣さ、愛の自分に目覚めようとする
熱意。それが、しっかり伝わってきたからです。
気づいたことをしっかり伝えてくれる、
間違いは間違いと伝えてくれる人こそ大切な人です。
共に人生の時を歩んでいける仲間です。
愛のエネルギーの中で共に生きていくことを決意している
仲間との出会いに感謝です。
その人の名は春日久孝さん。
理事長です。
かけがいのない仕事のパートナー、そして
一人の人間として共に生きる同志です。
日本の、世界の痛みで苦しむ人々に本物の
施術を、そして、愛のエネルギーが広がる
自然形体療法をみんなと力を合わせしっかり作っていきます。
ありがとうございました。
掲載日:2016年01月01日
新年あけましておめでとうございます。
皆様方どのような思いで正月を迎えて
おられるでしょうか。
昨年一年を振り返りいかがでしたか。
そして、今年こそという決意は
おありでしょうか。
私は今年で68歳になります。
1年1年をどうまとめるかというより
人生をどうまとめるかという
局面真っ只中です。
お母さんに産んで頂いてよかった
ありがとうと喜び広がる自分。
優しさと温もりがどこまでも広がる心。
そんな自分を大切に、大切にして
お出会いする方と喜びで接したい
と思っています。
あそこに行くとなんだかホッとする。
なんだか懐かしくて嬉しくなってくる
そんな場所を作ること。
目には見えないけど確実に伝わってくる
優しい波動に包まれた空間。
それが「愛の治療院」簡単なようで
難しい大きな終局の目標に向かって
歩んでいきます。
かつての自然形体療法のマークは
三角の中に丸がありました。
三角の一つは身体、二つ目は魂、三つめ
は食と説明されていたように思います。
身体に関しては理論・手法ともに自然形体
療法として完成されていますがあとの二つ
についてはまとまっていませんでした。
そこで私が会長をお引き受けしたときに
三角マークをやめて今のマークに変えました。
今のマークの字は「愛」の草書体です。
テーマを愛にしての施術。
テーマを愛にしての施術所の展開。
愛が流れる施術所が全国にできればいいなあ
と思っています。
その第一歩として昨年は自然形体療法と医学
のコラボという大目標を達成するため動いて
きました。
幸い目標達成の目途が立ち、いよいよスタート
する具体的部門もできてきました。
問題山積する日本の医療福祉分野において
自然形体療法だからこそできることが
一杯あります。
正直言って今まで宝の持ち腐れだったと言って
もいいと思います。
私たちの持っている宝を宝として広く認識して
もらうこと。自画自賛ではいけません。
そのためのキーワードがエビデンス。
医学的裏付け。
エビデンスをもって自然形体療法を世界に発信
していきます。
日本の抱える問題解決の一助になることを確信
しています。
既に、この流れを正しくキャッチし積極的に協力
してくれる会員が増えてきました。
これも嬉しいことです。
医学博士藤村克也先生の研究拠点である長浜バイ
オインキュベーションセンター内先制医療研究所
では既にいくつかののプロジェクトが動いています。
皆さんご存知でしょうか。
藤村博士の開発された分子状水素水生成器には
「愛」の草書体が書かれています。
そして、先日発売となった水素水の効用をアップ
するサプリ「ふるさと」にも「愛」の草書体が
入っています。
テーマは「愛」の水素水です。愛の波動は仕事
をします。
お判り下さいましたか。自然形体療法と医学との
コラボは既に「愛」をテーマにスタートしています。
「愛」が一体どんな仕事をするのかそれを科学的に
数値化すること。
これが私の先制医療研究所での研究テーマであり
私に与えられた終局の仕事です。
こうしたことは次の全体研修会でお話
させていただきます。
さて自然形体療法をご理解頂き集ってくださる
全国の皆様、飛躍する自然形体療法の成果を
最大限提供させて頂く1年にいたします。
また、こうしてお出会いできた会員の皆様
仕事を通じ共に人生の時を送ることの喜びを
噛みしめられる1年にしましょう。
どうぞよろしくお願い致します。
(このブログをもって年賀のご挨拶に代えさせていただきます)
掲載日:2015年12月20日
私たちの身体は病気になったりケガを
しても、自然に治していく力をそなえています。
自然形体療法は、この自然に治す力が
最大限に発揮できるよう原因のわからない
痛みや身体の不具合の根本原因を解明し
主に「手法」を用いて解消し、自然に治る
手助けをするものです。
主にというのにはわけがあります。
「手」だけで解消しない筋肉の癒着には、自然
形体療法独自・唯一の施術道具MC(マザーキャット)
を使うからです。
余談になりますが「筋トレWITHストレッチ」
の道具としてこのMCは考案され特許されました。
「筋トレANDストレッチ」でないところ
に、ご注目ください。
WITHすなわち筋トレをすることが
そのままストレッチになる。
こうして文章にして説明してもよくわからな
いでしょう。
実際に体験してもらうと皆さん驚かれます。
例えば、手掌にMCをぎゅっと握り、数秒間
握って解放という基本動作を3回行えばて
きめんに効果が現れます。
指の関節の可動域が広がり動きやすくなる+握力が強く
なっているのです。
また、いくらストレッチをしても伸びないと
いう場合、探すとピンと張った硬い筋
を見つけることができます。
これが、筋肉の癒着です。
筋肉の癒着がある限り、ストレッチを
熱心にしてもそれ以上の効果が上がりません。
では癒着の解消法は?
そこで再びMCの登場です。
難題とされていた癒着を解消する方法が
MCの発見によって確立されたのです。
回復を妨げている癒着という原因の一つが
解消することで、身体の自然治癒力が発揮される
環境が整うわけです。
MCでほんの触れる程度の優しい刺激で
●筋肉の癒着が解消する
●過緊張があっという間になくなり
●例えば背骨の歪みまでが真っ直ぐになる
信じられない効果を発揮します。
他の追随を許さない自然形体療法
の多くの特徴の一つです。
「身体はいつも治りたがっている」
それを妨げている原因を、発見し解消する
理論と手法の総称が自然形体療法です。
具体的には
●部位別・症状別に発見・構築された
手法が約6000種類。
●精緻に構成された治癒理論50か条
●痛み原因と種類の分類 20種類
これだけの理論と手法を駆使すれば
いつ誰が行っても同じ結果が出せる。
これ即ち科学された治療法と言えるでしょう。
①自然で安全安心な「施術法」
②自分で自分の体を健康な状態に再生する「自己療法」
③今より頑健な身体にする。身体の再生創造を実現する
「自己鍛錬法」
施術法+自己療法+自己鍛錬法。
この三位一体の治療法としてこれまで
存在してきた自然形体療法です。
創始者山田洋先生から自然形体療法を引き継いだ
私は「温故創新」を掲げ、新しい自然形体療法の
姿を提示してきました。これを具体化したのが
医学博士藤村克也先生を迎えての共同研究です。
既に滋賀県長浜市の長浜バイオインキュ
ベーションセンター内に研究室を設置
藤村博士を迎え「医学」との補完関係を
構築するステージに入っています。
今までにない医学を加えた四位一体の自然形体療法
で不可能とされていたことが可能になりその成果を
世界に発表できる日が近づいています。
更に私の目指す最終目標はあと一つ。
「愛」を加えた五位一体。
「愛の治療院構想の展開」
これに向かって歩みを進めていきます。
掲載日:2015年12月04日
自然形体療法には「基幹の型」があります。
基幹の型=秘伝、奥義と言っていいものです。
施術の手法を厳選し診断に基づく施術手順を
ギリギリまで追求したした施術法の総称が
「基幹の型」です。
創始者が生前認定された9名の「身体の匠」が
創始者山田先生直伝の基幹の型を正確に承継し
後世に伝えるべく練磨しています。
さてこの度、自然形体療法総本部では
「統一基幹の型」を発表し、全会員対象に研修会
を行いました。
これまで全体研修会の折、会員の施術を見て
いると多くの会員の手法が我流になっている。
基幹の型が徐々に変形している。
日々の施術の繰り返しの中で自分の
やりやすいように、自分の都合いいように
少しずつ変形して自己流になっているのです。
この変化に自分で気づくことは難しい。
身についた癖。基本から離れた自己流。
基本から離れれば離れるほど効果が出なくなる。
ちょっと難しい事例に対応できなくなる。
そこで一旦、基本に返る機会を設けたと
いうわけです。
一つ一つの手法の原理・原則、手順を理解し
身体に教え込む。
基本がしっかりできてこそ応用問題が解ける。
生前、創始者山田先生は「手技」と「手法」の
違いを折に触れ仰っていました。
◎技(手技)は自分の都合いいように、自分の一番
やりやすい方法でやるもの。
例えば相撲や柔道、これは技で競うもの。
相手をやっつけるもの。
施術は技になってはいけない。
◎手法とは相手との関係で持っている技を相手に
合わせて使うもの。
相手の体格、状態によって最適
なものを選び使い分けるもの。
だから自然形体療法では手技という言葉は
使わないのです。
手法である以上、我流ではいけないわけです。
基本に忠実な手法が施術結果に大きな
差異をもたらします。
研修に参加した多くの会員からいつの
間にか我流になっていましたという
反省の声を聞きました。
統一基幹の型による施術の練習で
受け手になり、こんなに心地よく、身体
が軽くなることに今更ながらびっくりです。
自然形体ってすごい!
「一より学びて十を知り、十より返る
もとのその一」千利休の言葉です。
良く味わって施術にあたりましょう。
過日、ある会員が自然形体療法の流れを
くむスクールの卒業生のところに施術を
受けに行きました。
「流れや形はよく似ているのですが、強いのと
早いのに驚きました」という感想。
当然期待していった腰痛はほとんど
良くなりませんでした。
自分中心に行うとついつい手法が
早くなります。強くなってしまいます。
誰もが陥りやすい点です。
自然形体療法総本部では一般社団法人先制医療
研究所と連携して、今から紫斑病やリウマチなど
水素水との併用による医学的裏付けを蓄積するという
事業が始まります。
医学博士藤村克也先生との共同研究であり、世界に
発表する準備段階です。そういう時期にある今だからこそ、
足元を見直すことがとても大切です。
世界から注目される自然形体療法であるという
社会的責任を自覚し、足元を固めていく出発点が
統一基幹の型の修得だと考えています。
掲載日:2015年11月23日
海外進出も視野にいれ、海外事情の把握に
一歩踏み出しています。
日本でも自然形体療法ほど理論的に、手法的
に細分化され精緻に構成された施術法はない。
これはご存知のとおりです。
海外に目を向けても事情は同じです。
かつて創始者山田先生はニューヨークで
カイロドクター対象の研修会を開かれました。
何より肩、腰、膝等の悪いカイロドクターが
次々その場で回復する様子を見て一同驚嘆!
しかし
「習いたいからニューヨークに来てください」
「みなさんが習いに日本に来てください」
ということで話は進みませんでした。
日本と違いアメリカではカイロプラクティック
は第一医療機関として認められています。
そして、保険が適応され、日本の医師と同じように
診断権があります。
その社会的認知度の極めて高いニューヨークの
カイロドクター約30名が驚嘆・絶賛されたのです。
その後ハワイにも行きました。ハワイは毎回私も
同行しました。1ヶ月半に一度というペースです。
最初はルンルン気分。
でも継続して行くとなると大変。
行くたびに新しい人が待っている。
確実に増えていく。
ここハワイ州もアメリカ。
法的な制限の範囲内でできるのは
①自然形体療法の基本的な考え方
自己療法の基本をお教えすること。
②その上でMC(自然形体療法独自の
施術道具)の症状別部位別使い方
を身につけていただくこと。
いわばMCを使った自己療法教室です。
長年苦しんできた痛みや不快な症状が
自分の手で解消できるのですから驚きと
感動が広がります。
ホノルルタイムスの社長もすっかり
ファンになりその特集の申し出もありました。
しかし、私たちが日本を離れるわけにも
行かず、逆に日本に来てくださいとなると難しい。
結局、いずれ海外へという夢は創始者
山田先生存命中に果たせませんでした。
今ようやく機が熟してきた感があります。
法の認める範囲内で医学的裏付けに基づく
自然形体療法の普及。
コンプライアンスとエビデンス。
この条件がようやく整いつつあります。
会員の方で海外進出に興味ある方いませんか。
施術家として生計を立てる道を確保して海外で
生活してみませんか。
こういう呼びかけどうでしょうか?
来年1月にはスタートするアレルギー性紫斑病。
この分野も対象は世界です。世界中の100万人
以上の方が対象です。
道先案内ができる人脈、ネットワークの
構築が私の役割。これはお任せ下さい。
さてさて
海外を視野にいれるとき、もう一度しっかり
見つめ直しておくべきは足元。
日本の生活文化に基本を置く自然形体療法です。
心の姿勢
身体の姿勢
「温故創新」の基本理念から「姿勢」についての
考え方も今一度整理しておく必要があります。
掲載日:2015年11月09日
箱根駅伝。
正月2,3日は例年テレビに
釘付けになり、母校中央大学を
応援していました。
今度の正月は、母校だけでなく法政大学の応援にも
熱が入りそうです。
箱根駅伝予選会が先日行われました。
その結果、法政大学が堂々の出場決定。
実は、京都外大西高校出身の本田寛幸君。
箱根駅伝予選会に1年で出場!
彼とは関西予防医術研究所で故障に苦しん
でいた高校時代から関わってきました。
法政大学入学後は春日理事長にケアを
お願いしています。
身体のケアは自己療法も教え実践してもらっています。
それに、医学博士藤村克也先生の水素水の飲用。
1年生で予選会に選ばれたのは2人。そこでの大活躍です。
予選会翌日の電話でも「今とても調子がいいです。このまま
箱根目指して頑張ります。嬉しいです。」
いつものようにメンタル面でのアドバイスを加え、彼との
楽しい会話を終わりました。本番の正月、箱根駅伝に
向けてできる限りの手伝いをしていきたいものです。
彼が飲用している水素水については筑波大学大学院人間総合
科学研究科スポーツ医学において研究・実証され論文発表
されています。論文のタイトルは
筋肉疲労回復効果「急激な運動により引き起こされる
エリートアスリートの筋肉疲労における水素豊富水の効果」
本田選手によれば
「以前は練習後、疲れが残ったが今は練習後疲れを
感じない」といいます。
正直な体験談です。彼は水素水飲用後の記録会で
1500メートル2秒短縮の自己新記録を出しています。
筋肉疲労回復効果を文字通り証明してくれています。
こうした効果を実際にアスリート達に役立たせたい。
水素水については今ブームです。百花繚乱というか
玉石混交状態といった様相です。
どんなものでも一時のブームは去り、本物が残って
いきます。
自然形体療法は一般社団法人先制医療研究所で
藤村博士と水素水の共同研究を行いながら
連携を深め確実な効果ある分野を確立・発表
していきます。
滋賀県長浜市の琵琶湖畔に長浜バイオ大学があります。
そこに隣接する長浜バイオインキュベーション
センター内に研究室はあります。
これから私たちの進む方向は、先制医療です。
単なる整体ではない。痛みを解消するだけでない。
守備範囲はもっと広い。物理的な身体の修復に加え
身体の内部からも健康体を作る。
徹底した本物志向で行きます。
病気を解消する医療から、病気にならなくする
医療にシフトしていく時代背景の中で存分に
自然形体療法の良さを発揮できる時代を迎えて
いるのです。
これは日本だけの方向ではありません。
昨日までカンボジア、ベトナム、タイ3カ国を
訪問してきました。
単なる観光ではなく、現地の経済活動の中核にいる
方々との交流がびっしり詰め込まれた旅でした。
いわば自然形体療法海外進出を探る旅。
長年国際的な経済交流をプロデュースする銀行マンが
付ききりで解説してくださる贅沢な充実した内容でした。
ある国のNO2の銀行の副頭取との面談もセットされた席で
自然形体療法を説明する機会もいただきました。
これから伸びていく国々の経済界の方々と目的を持って
交流することで自然形体療法の海外進出を具体化する
方向性がしっかり見えてきた感じがします。
海外進出のラインが、パイプが実に明確に示され、今考えて
いることの実現可能性を確信でき、嬉しいと同時に
意欲を持って海外進出も視野に入れた行動計画を作って
いくと密かに思いました。