会長のアハハブログ | 自然形体療法のいま・これから

月別アーカイブ: 2015年11月

海外進出と足元

掲載日:2015年11月23日

海外進出も視野にいれ、海外事情の把握に
一歩踏み出しています。

日本でも自然形体療法ほど理論的に、手法的
に細分化され精緻に構成された施術法はない。


これはご存知のとおりです。


海外に目を向けても事情は同じです。
かつて創始者山田先生はニューヨークで
カイロドクター対象の研修会を開かれました。


何より肩、腰、膝等の悪いカイロドクターが
次々その場で回復する様子を見て一同驚嘆!

しかし

「習いたいからニューヨークに来てください」
「みなさんが習いに日本に来てください」

ということで話は進みませんでした。

日本と違いアメリカではカイロプラクティック
は第一医療機関として認められています。

そして、保険が適応され、日本の医師と同じように
診断権があります。

その社会的認知度の極めて高いニューヨークの
カイロドクター約30名が驚嘆・絶賛されたのです。

 

その後ハワイにも行きました。ハワイは毎回私も
同行しました。1ヶ月半に一度というペースです。


最初はルンルン気分。
でも継続して行くとなると大変。


行くたびに新しい人が待っている。
確実に増えていく。


ここハワイ州もアメリカ。
法的な制限の範囲内でできるのは
①自然形体療法の基本的な考え方
 自己療法の基本をお教えすること。

②その上でMC(自然形体療法独自の
 施術道具)の症状別部位別使い方
 を身につけていただくこと。

いわばMCを使った自己療法教室です。


長年苦しんできた痛みや不快な症状が
自分の手で解消できるのですから驚きと
感動が広がります。


ホノルルタイムスの社長もすっかり
ファンになりその特集の申し出もありました。

しかし、私たちが日本を離れるわけにも
行かず、逆に日本に来てくださいとなると難しい。


結局、いずれ海外へという夢は創始者
山田先生存命中に果たせませんでした。


今ようやく機が熟してきた感があります。

法の認める範囲内で医学的裏付けに基づく
自然形体療法の普及。


コンプライアンスとエビデンス。

この条件がようやく整いつつあります。


会員の方で海外進出に興味ある方いませんか。

施術家として生計を立てる道を確保して海外で
生活してみませんか。

こういう呼びかけどうでしょうか?


来年1月にはスタートするアレルギー性紫斑病。
この分野も対象は世界です。世界中の100万人
以上の方が対象です。


道先案内ができる人脈、ネットワークの
構築が私の役割。これはお任せ下さい。

 

さてさて
海外を視野にいれるとき、もう一度しっかり
見つめ直しておくべきは足元。

日本の生活文化に基本を置く自然形体療法です。

心の姿勢
身体の姿勢

「温故創新」の基本理念から「姿勢」についての
考え方も今一度整理しておく必要があります。

 

箱根駅伝と海外進出調査

掲載日:2015年11月09日

箱根駅伝。
正月2,3日は例年テレビに
釘付けになり、母校中央大学を
応援していました。


今度の正月は、母校だけでなく法政大学の応援にも
熱が入りそうです。

箱根駅伝予選会が先日行われました。


その結果、法政大学が堂々の出場決定。
実は、京都外大西高校出身の本田寛幸君。
箱根駅伝予選会に1年で出場!


彼とは関西予防医術研究所で故障に苦しん
でいた高校時代から関わってきました。


法政大学入学後は春日理事長にケアを
お願いしています。


身体のケアは自己療法も教え実践してもらっています。
それに、医学博士藤村克也先生の水素水の飲用。


1年生で予選会に選ばれたのは2人。そこでの大活躍です。
予選会翌日の電話でも「今とても調子がいいです。このまま
箱根目指して頑張ります。嬉しいです。」


いつものようにメンタル面でのアドバイスを加え、彼との
楽しい会話を終わりました。本番の正月、箱根駅伝に
向けてできる限りの手伝いをしていきたいものです。

 

彼が飲用している水素水については筑波大学大学院人間総合
科学研究科スポーツ医学において研究・実証され論文発表
されています。論文のタイトルは


筋肉疲労回復効果「急激な運動により引き起こされる
エリートアスリートの筋肉疲労における水素豊富水の効果」

本田選手によれば
「以前は練習後、疲れが残ったが今は練習後疲れを
感じない」といいます。


正直な体験談です。彼は水素水飲用後の記録会で
1500メートル2秒短縮の自己新記録を出しています。


筋肉疲労回復効果を文字通り証明してくれています。
こうした効果を実際にアスリート達に役立たせたい。


水素水については今ブームです。百花繚乱というか
玉石混交状態といった様相です。


どんなものでも一時のブームは去り、本物が残って
いきます。


自然形体療法は一般社団法人先制医療研究所で
藤村博士と水素水の共同研究を行いながら
連携を深め確実な効果ある分野を確立・発表
していきます。


滋賀県長浜市の琵琶湖畔に長浜バイオ大学があります。
そこに隣接する長浜バイオインキュベーション
センター内に研究室はあります。


これから私たちの進む方向は、先制医療です。
単なる整体ではない。痛みを解消するだけでない。


守備範囲はもっと広い。物理的な身体の修復に加え
身体の内部からも健康体を作る。
徹底した本物志向で行きます。


病気を解消する医療から、病気にならなくする
医療にシフトしていく時代背景の中で存分に
自然形体療法の良さを発揮できる時代を迎えて
いるのです。

これは日本だけの方向ではありません。


昨日までカンボジア、ベトナム、タイ3カ国を
訪問してきました。

単なる観光ではなく、現地の経済活動の中核にいる
方々との交流がびっしり詰め込まれた旅でした。

いわば自然形体療法海外進出を探る旅。


長年国際的な経済交流をプロデュースする銀行マンが
付ききりで解説してくださる贅沢な充実した内容でした。


ある国のNO2の銀行の副頭取との面談もセットされた席で
自然形体療法を説明する機会もいただきました。


これから伸びていく国々の経済界の方々と目的を持って
交流することで自然形体療法の海外進出を具体化する
方向性がしっかり見えてきた感じがします。


海外進出のラインが、パイプが実に明確に示され、今考えて
いることの実現可能性を確信でき、嬉しいと同時に
意欲を持って海外進出も視野に入れた行動計画を作って
いくと密かに思いました。