会長のアハハブログ | 自然形体療法のいま・これから

必然の出会いと革命前夜

掲載日:2016年02月15日

先日、長浜バイオ大学で水素エネルギー
に関する会議がありました。


大学の最高幹部の方からお誘いを受け水素の
研究者である藤村博士と共に参加させていただき
ました。


参加者は水素エネルギーの研究を最先端で
されている著名大学の先生、大手
企業の研究者、大学の研究者等15名。


専門性の高い内容ですので私には
正直ほとんどわからないのですが
世の中の大きな流れだけははっき
りと感じることができました。


そして、時代の流れを作っていく
底流には国の方針専門家集団と
それを支える研究機関、産業界の
スクラムを組んだ動きがシステム化
されていることを実感です。


時代を、世界を、国を動かす大きな
流れの源流に思いを馳せざるを得ま
せんでした。


それと同時にふと、なぜ自分は今
ここにいるのかという不思議な感覚
になりました。


科学に対してほとんど無知・無縁の
私がなぜここにいるのか?


そういえば、なぜ滋賀県長浜市とい
うローカルな街に藤村博士に来て頂く
ことになったのかについても深く考え
させられることになりました。


私はかねてより、すべての事象に「偶然」
はなく、必然の中で出会いも出来事も起
こるものだと強く感じています。
それは確信といっていいと思います。


なぜ、自然形体療法と藤村博士の共同研究の場を
滋賀県長浜市の長浜バイオインキュベーションセン
ター内に持つことになったのか。


遡れば、あまりにも偶然と思える出来事
の重なりの中で実現したことでした。

端緒は一昨年、奈良県橿原市で開かれたある勉強会
で、水素水のサーバーのメーカーである(株)宝樹
の沼田社長と一緒になり、帰りの車に困っておられ
た沼田社長に、「帰り路ですから京都駅までお送り
しましょう」と声をかけたことからでした。

実は沼田社長とは約20年前から同じ勉強会に出ていて
顔と名前は知っていましたが一度も言葉を交わ
したことがありませんでした。初会話です。


帰路の1時間半ほどの間に、互いの仕事のことで
一気に話が弾み、共感し、京都駅についた時には
もうすっかり互いに今後の人生の同志だという
確信を持つに至っていました。


不思議なことに二人とも、ずっとずっとはるか過去
から関わっていたという懐かしさを感じていました。
不思議な感覚でした。


後日改めて、沼田社長の会社にお伺いして話して
いる間に、具体的な仕事の連携話が一気にまとまって
しまいました。


その時、沼田社長は長年の股関節の痛みが
関口理事の施術で一気に改善してしまい、感激を
もって驚かれました。


同席されていた藤村博士の腰痛も春日理事長の施術
でこれまた一度の施術で見事によくなりました。


私たちにしてみれば日常的な結果ですが、お二人の常識
からすれば信じられない結果であり、私が話す自然形
体療法の素晴らしさに心から納得して頂けました。


この時、藤村博士は既に東京のある大学に研究室を持ち
大学との共同研究をされていました。

この大学を離れ長浜に来る理由は何もありませんでした。
私が何気なく、ふるさと滋賀を話す中で、長浜バイオインキュ
ベーションセンターの存在について話しました。


と申しますのは、(株)宝樹の本社を訪問する前の週に
初めて長浜バイオインキュベーションセンターに古く
からの親友を訪ね、自然形体療法の今後の課題について
意見を聞きに行っていたからです。


旧友の話を聞くうち、自然形体療法の大きな課題として
医学との連携による世界戦略の構築。
その前提としてエビデンスの獲得などの必要性を実感し
ていました。


藤村博士は1型アレルギーの研究者であると同時に
分子状水素水による医療効果についての研究者
でもあります。


お話するうち、巷にあふれる水素水ブームの危う
さと、本物の医療用水素水の差異についても
じっくりお教えいただきました。


同時に藤村博士の研究分野と自然形体療法は
互いに補完関係にあり、共同研究することで
世界初の成果を出せる分野があるという事実
が明確になってきました。


アレルギー性紫斑病などの疾患をはじめ特筆すべ
き効果があり、論文として世界に発信できる
という分野も明らかになってきました


「革命前夜の感覚」といってもいいと思います。


また、まだ詳しくは書けませんが、連携すること
でスポーツ分野における著しい成果も期待できる
ことがわかりました。

期待可能性は膨らみます。
理想としていた自然形体療法が実現できる。


ともすればお金に流されての経営論が闊歩
する施術業界ではいけません。


本当に解決できない痛みで苦しむ世界の人々
にお役に立てるよう、医学界と連携できる
分野で足元を固め、不可能とされてきた
痛みや不快を愛の心で寄り添いお手伝い
すること。

困っている人々に最高峰の施術を愛の心
で施し、喜びの輪を広げていこうという
施術家集団。これが目指すところです。

できることなら、「愛」という心の状態
波動、エネルギーを具体的に数値化する
方法も研究課題の一つにしたい。
夢は広がります。

大きな時代の流れに乗るのはもちろん
ですが、時代の流れを作る自然形体療法
でありたいと思っています。


沼田社長と私の出会いが原「因」、水素水
と自然形体療法が「縁」となり、世界初
の治療法が完成するという結「果」をも
たらす日がそこまでやってきました。


この因・縁・果は、偶然でなく必然で
あったと改めて一連の流れを振り返って
います。