会長のアハハブログ | 自然形体療法のいま・これから

月別アーカイブ: 2015年12月

三位一体から五位一体の治療法へ

掲載日:2015年12月20日

私たちの身体は病気になったりケガを
しても、自然に治していく力をそなえています。

 

自然形体療法は、この自然に治す力が
最大限に発揮できるよう原因のわからない
痛みや身体の不具合の根本原因を解明し

 

主に「手法」を用いて解消し、自然に治る
手助けをするものです。

 

主にというのにはわけがあります。

 

「手」だけで解消しない筋肉の癒着には、自然
形体療法独自・唯一の施術道具MC(マザーキャット)
を使うからです。

 

余談になりますが「筋トレWITHストレッチ」
の道具としてこのMCは考案され特許されました。

 

「筋トレANDストレッチ」でないところ
に、ご注目ください。

 

WITHすなわち筋トレをすることが
そのままストレッチになる。

 

こうして文章にして説明してもよくわからな
いでしょう。
実際に体験してもらうと皆さん驚かれます。

 

例えば、手掌にMCをぎゅっと握り、数秒間
握って解放という基本動作を3回行えばて
きめんに効果が現れます。

 

指の関節の可動域が広がり動きやすくなる+握力が強く
なっているのです。

 

また、いくらストレッチをしても伸びないと
いう場合、探すとピンと張った硬い筋
を見つけることができます。

 

これが、筋肉の癒着です。

 

筋肉の癒着がある限り、ストレッチを
熱心にしてもそれ以上の効果が上がりません。

 

では癒着の解消法は?
そこで再びMCの登場です。

 

難題とされていた癒着を解消する方法が
MCの発見によって確立されたのです。

 

回復を妨げている癒着という原因の一つが
解消することで、身体の自然治癒力が発揮される
環境が整うわけです。

 

MCでほんの触れる程度の優しい刺激で

 

●筋肉の癒着が解消する
●過緊張があっという間になくなり
●例えば背骨の歪みまでが真っ直ぐになる

信じられない効果を発揮します。

 

他の追随を許さない自然形体療法
の多くの特徴の一つです。

 

「身体はいつも治りたがっている」
それを妨げている原因を、発見し解消する
理論と手法の総称が自然形体療法です。


具体的には
●部位別・症状別に発見・構築された
 手法が約6000種類。

●精緻に構成された治癒理論50か条

●痛み原因と種類の分類  20種類

 

これだけの理論と手法を駆使すれば
いつ誰が行っても同じ結果が出せる。


これ即ち科学された治療法と言えるでしょう。


①自然で安全安心な「施術法」


②自分で自分の体を健康な状態に再生する「自己療法」


③今より頑健な身体にする。身体の再生創造を実現する
 「自己鍛錬法」

 

施術法+自己療法+自己鍛錬法。
この三位一体の治療法としてこれまで
存在してきた自然形体療法です。

 


創始者山田洋先生から自然形体療法を引き継いだ
私は「温故創新」を掲げ、新しい自然形体療法の
姿を提示してきました。これを具体化したのが
医学博士藤村克也先生を迎えての共同研究です。

 

既に滋賀県長浜市の長浜バイオインキュ
ベーションセンター内に研究室を設置
藤村博士を迎え「医学」との補完関係を
構築するステージに入っています。

 

今までにない医学を加えた四位一体の自然形体療法
で不可能とされていたことが可能になりその成果を
世界に発表できる日が近づいています。

 


更に私の目指す最終目標はあと一つ。
「愛」を加えた五位一体。
「愛の治療院構想の展開」
これに向かって歩みを進めていきます。

 

 

自然形体ってすごい!

掲載日:2015年12月04日

自然形体療法には「基幹の型」があります。

 

基幹の型=秘伝、奥義と言っていいものです。
施術の手法を厳選し診断に基づく施術手順を
ギリギリまで追求したした施術法の総称が
「基幹の型」です。


創始者が生前認定された9名の「身体の匠」が
創始者山田先生直伝の基幹の型を正確に承継し
後世に伝えるべく練磨しています。


さてこの度、自然形体療法総本部では
「統一基幹の型」を発表し、全会員対象に研修会
を行いました。

 

これまで全体研修会の折、会員の施術を見て
いると多くの会員の手法が我流になっている。

 

基幹の型が徐々に変形している。

 

日々の施術の繰り返しの中で自分の
やりやすいように、自分の都合いいように
少しずつ変形して自己流になっているのです。

 

この変化に自分で気づくことは難しい。
身についた癖。基本から離れた自己流。

 

基本から離れれば離れるほど効果が出なくなる。
ちょっと難しい事例に対応できなくなる。

 

そこで一旦、基本に返る機会を設けたと
いうわけです。


一つ一つの手法の原理・原則、手順を理解し
身体に教え込む。


基本がしっかりできてこそ応用問題が解ける。
生前、創始者山田先生は「手技」と「手法」の
違いを折に触れ仰っていました。


◎技(手技)は自分の都合いいように、自分の一番
      やりやすい方法でやるもの。

      例えば相撲や柔道、これは技で競うもの。
      相手をやっつけるもの。
      施術は技になってはいけない。


◎手法とは相手との関係で持っている技を相手に
      合わせて使うもの。
      相手の体格、状態によって最適
      なものを選び使い分けるもの。

 

だから自然形体療法では手技という言葉は
使わないのです。

 

手法である以上、我流ではいけないわけです。

 

基本に忠実な手法が施術結果に大きな
差異をもたらします。


研修に参加した多くの会員からいつの
間にか我流になっていましたという
反省の声を聞きました。

 

統一基幹の型による施術の練習で
受け手になり、こんなに心地よく、身体
が軽くなることに今更ながらびっくりです。
自然形体ってすごい!


「一より学びて十を知り、十より返る
もとのその一」千利休の言葉です。
良く味わって施術にあたりましょう。

 

過日、ある会員が自然形体療法の流れを
くむスクールの卒業生のところに施術を
受けに行きました。


「流れや形はよく似ているのですが、強いのと
早いのに驚きました」という感想。

 

当然期待していった腰痛はほとんど
良くなりませんでした。

 

自分中心に行うとついつい手法が
早くなります。強くなってしまいます。
誰もが陥りやすい点です。

 

自然形体療法総本部では一般社団法人先制医療
研究所と連携して、今から紫斑病やリウマチなど
水素水との併用による医学的裏付けを蓄積するという
事業が始まります。

 


医学博士藤村克也先生との共同研究であり、世界に
発表する準備段階です。そういう時期にある今だからこそ、
足元を見直すことがとても大切です。

 

世界から注目される自然形体療法であるという
社会的責任を自覚し、足元を固めていく出発点が
統一基幹の型の修得だと考えています。