有痛性外脛骨

有痛性外脛骨

掲載日:2015年11月21日

 

受診者の情報

年齢・・・・・・・・・・中学二年生

性別・・・・・・・・・・ 男子

100m走選手

 

症状Condition

3か月前から、右足の内くるぶし下が痛む。

はじめは走るときだけたっだが、徐々に痛みが増し歩いていても体重がかかると痛くなる。押しても痛い。

中学二年生とは思えないほど身長もあり、体もがっしりとしている。
話を聞くと、調子が良いと100mを12秒台で走るという。
今の中学生はとんでもない身体能力を持っている・・・。

最近では痛みを我慢をしながら練習をしている。

来週に大会があるが、少しペースを緩めている。

整骨院や整形外科に行ってみたが、有痛性外脛骨と言われ休むしかないと言われた。

なるべく短期で改善したいということで、当院のホームページを見て来院される。

 

 

施術内容と結果Operation and a result

早速、検査

現在の状態は、内くるぶしの下は骨が出っ張りその下部は熱を持っている。
押すと強い痛みではないが痛い。
立って右足に体重が乗ると痛い。もちろん歩いても痛い。
大腿部からふくらはぎまで疲労でパンパンになっている。

施術開始

体幹を整え、まずは、大腿部やふくらはぎのはりを取ってゆく。

内くるぶし周辺にかかわる筋肉の緊張をとり、押して痛む部分を修正。

押しての痛みはなくなった。

立って痛みを確認してみると痛みはあるが、半減したという。

さらに足関節の調整と動作時の動きを修正。

また立って痛みを確認すると、立っているだけなら右に体重をかけても痛くないが、歩いて右足に体重が乗り込むとき痛い。

歩く動作を実際にしてもらい、少し力をかけて動作を調整する。するとほぼ痛みは消失した。

少し違和感が残るが、本人は『おお、普通に歩ける!』と喜んでいる。
その場で軽いランニングをしても痛くない。

ステレッチやケアの仕方をお話しし、痛くないなら少しづつペース上げて走ってみてください。ということで初回は終了。

1週間後に、再び来院。
あれから調子が良く、マックスで走っても痛くない。すばらしい回復力だ。
しかし走った後に内くるぶし下と足首の前側が少し痛む。

再び施術。さらに大腿部からふくらはぎの疲労と緊張をとり、すね(下腿外側面)や足底の方にも重点を置いて施術をした。
だいぶ足が軽くなったという。

さらに左足の疲労も気になったので、施術をしておく。

おもいきり走らないとわからないが、経過も悪くないしこれで大丈夫だろう。ということで終了。

2か月後に再び来院。

前回の施術の後、足の痛みは全くなく大会で走れたらしい。その後も痛みは出ていない。

今回は、来週に大きい大会があるので全身をメンテナンスしてほしいということで来院された。

活躍できるスプリンターになるだろうな。

 

 

施術者Operator

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石川顕太郎